飛び出し坊や(とび太くん)


 日本将棋連盟は、とうとう藤井聡太四段のクリアファイルまで販売し始めた。しかし、扇子と同じく即日売り切れとなったようだ(ちなみに私が持っている扇子は大山康晴十五世名人のもの)。


 クリアファイルは何枚あっても困らないし、実際に使用頻度が高いためいくらかストックしているが、そのほとんどが半透明で無地のカラータイプである。中身がよく見えるため使い勝手がいいのだが、中身が見えると困る場合には「とび太くん」のクリアファイルを使うようにしている。もちろん久田工芸オリジナルのものだ。


 滋賀県でも地域によって飛び出し坊やの設置密度は違っている。久田工芸のお膝元である東近江近辺はあまりにもたくさん設置されているため、生身の子供が実際にいた場合にあやうく見落としそうになるくらいだ。このあたりはもう少し考慮して設置する必要があると思われる。
 ちなみにおとなりの京都府ではあまり見かけることがない。いたとしても久田工芸オリジナルのとび太くんではない。むしろ「いけず石」の方が多いと思われる。


 久田工芸は受注生産でいくつかのバリエーションを生産しているが、私が撮影した写真から何枚か紹介したい。



オリジナルとび太くん。左が標準。真ん中は超巨大バージョン。写真では大きく見えないが、実物は異常にでかい。右のものは猟友会の人が誤射したのではなく、顔を穴の部分に入れて記念撮影できるようになっている。



 丁稚バージョン。



 これは久田工芸とは関係ないが、杖の部分が再帰反射するようになっている。




 高齢者の多い地域で飛び出してくるのは、当然お年寄りである。


今日の動画
  Eric Dolphy - A great solo on Take the A Train
   https://www.youtube.com/watch?v=cimpUKVAbY8
 何度も言うが、バスクラリネットの人は決してふざけているわけではない。