フォーリンアフェアーズのデータベース使用権を購入

 ロシアのウクライナ侵攻のため、核戦争の勃発まで懸念されるような情勢になってきた。
冷戦は終わっていたのではなく、現在までずっと継続していたのだと再認識させられるような状況だ。


 正確な情勢把握をするため、過去の書籍を読み返すのと並行して、最新の信頼できる論文を読むために外交問題評議会(CFR)が発行している「フォーリンアフェアーズ」を購読することにした。
 紙の媒体だと年間12冊の購読で24000円と高額だ。一方、「データベース使用権」なるものは年間8000円とお安くなっている。ただし毎月15名しか申し込みができない。過去の論文はけっこう古いものまで読み放題で、最新号と前月号については一部の論文に閲覧制限がかかる。デメリットはその閲覧制限だけだ。

 各論文はそれほど長くないので読むのにも時間はかからない。PDFでの保存もできるので、タブレットで読むことや、プリントアウトして読むことももちろん可能だ。ジョージ・ケナンの「ソビエト対外行動の源泉(X論文)」が読めるのもありがたい。


 停戦がいつになるのか正直見通しが立たない。プーチンが権力の座を降りない限りは、仮に停戦が結ばれたとしても事態はさらに悪化していく可能性がある。日本においては中国の動向も注視していく必要があるため、向こう数年はこのサービスを継続利用することになりそうだ。

 

 

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先日掲載した居間に置いている書籍の一部。今回の戦争のため、本来なら読まずにすんでいた本まで読む必要が出てきてしまった。

 

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