HP200LXの首折れ発生


 現在使用しているHP200LXであるが、けっこう前から液晶画面右側付け根のヒンジにひび割れができていた。これはこの機種の持病と言われるくらいポピュラーな現象なのであるが、発生してから2年ほど適当にテープで補修して使い続けてきた。しかし昨晩使おうとして上蓋を開けようとしたらそのままバキッとヒンジ部分が割れてしまったのである。プラリペアで本格的に修理するにはそれなりに時間がかかるので、とりあえず予備機を使用することに。


 予備機は倍速改造済みの4MB RAMといったごく普通のもの。中古ではあるが、筐体の状態はきわめて良好である。まともな状態の予備機はこれが最後となるのであるが、温存しておく場合でもないので躊躇せず使うことにする。
 今回ヒンジが破損した機種はVZエディタやタグスケをメインとする使用方針であったため、移行も特に手間はかからなかった。30分とかからず以前と同じ環境ができあがり、問題なく稼働させている。


 ついでに部品取り用として置いている1台の状態を確認したところ、見事に液晶が黒く変色していた。いわゆるビネガーシンドロームである。貴重な液晶に問題が起きたことはショックであるが、他の筐体は問題ないため保管方法を見直す必要がある。


 HP200LXが製造中止になってから18年ほど経つにもかかわらず、これに代わる製品がまったく出てこないというのはなんとも不思議でならない。もはやこの先に出てくるとも思えないので、手持ちのものがなんとかもって欲しいところである。


今日の動画
  the SLoT - F5
   https://www.youtube.com/watch?v=A3q9JiqjUy8