デジタル一眼での天体撮影


 現在使用しているPENTAX K-S2であるが、購入してから1年2ヶ月ほどになる。天体撮影を目的に、GPSユニット「O-GPS1」も同時に購入していたのであるが使う機会がなかなか訪れなかった。条件がうまくそろった今日の早朝に、天体撮影をようやく行えたのである。


 冬場の夜明け前に快晴という条件は、同時に気温がきわめて低くなる。よって指先が痛くなるのをがまんしながらの撮影となった。親指と人差し指のみをむき出しにできるグローブは装着していたが、ペラッペラであるため気休め程度にしか役に立たなかったのである。


 天体撮影用の設定がけっこう面倒で、システムダイアリーに記入しているチェックリストをもとに一項目ずつ確認していく。ヘッドランプは赤LEDも点灯できるものを装着。光害の少ない山奥などへは移動が面倒なため、とりあえずはあまり遠くないところへ車で移動して場所を決めた。今日は月も出ておらず、目が暗順応するにしたがってたくさんの星が見えるようになってきた。しかしながらこの季節の早朝にはオリオン座も西に沈んでしまい、それを追っかけているサソリ座が東の空に現れている。オリオン座は同時に星雲も撮影できるので被写体としては最適なのであるが、それはまた次回に持ち越したい。

 そこで今回は真南に見えている木星を撮ることにした。結果的にはピントが合っていなかったり、露出がうまくいかなかったりしてたいしたものは撮影できず。次はもっと手際よく撮れるようにチェックリストも作り直して、装備も万全にして臨みたい。

一番明るい星が木星。その周りに木星の四大衛星も写っている。ただしピントがうまく合っていないためかなりボケている。


今日の動画
  Michel Petrucciani - Brazilian Like.avi
   https://www.youtube.com/watch?v=4vkMH5paV5c