コーヒー用タイマー

 半月ほど前から、朝一番に飲むコーヒーをフレンチプレス式でいれています。
沸かしたお湯が適温に下がるまでの1分と、コーヒーを抽出させるための4分を正確に計る必要があります。うっかり者の私にとってはアラームタイマーを使って知らせてもらわないとヤバイことになるのは目に見えております。当然はじめはTreo680でアラームを鳴らそうとしました。しかし、予定表のアラームは「時刻」で設定されるため、最大59秒の誤差が発生してしまいます。これでは役に立ちません。そこでタイマーソフトをインストールすることにしました。


■結局200LXか・・・
 palm用のソフトというのは、数年前ならすぐに最適なものがすぐに探せたのでしょうが、今となってはなかなか最適なものが見つかりません。インターフェースが分かりにくかったり、アラームが鳴らなかったりなど。5種類ほど試してみたのですがどれもしっくりしません。


 結局のところ、一番使いやすくて信頼できるアラームタイマーは、200LXデフォルトのものでした。
「ストップウォッチ」「タイマー」「アラームクロック」の3つが1画面に集約されており、それぞれを独立して作動させることができます。時間を計る・時間を知らせるという機能をひとくくりにしてひとつのソフトとしてまとめてしまうという発想がすばらしいです。
普段は生DOSの状態で200LXを使っているため、コマンドラインで「200」と入力してシステムマネージャに戻る手間はあります。しかしタイマー画面を表示させるためにかかる時間は7秒ほどですので、他の端末でタイマーを設定するのとそれほど変わりません。
アラームタイマーというのは非常に単純な機能であるにもかかわらず、デフォルトでそれができない端末は結構多いと思います。そのような製品は、「秒単位で時間をユーザーに通知する」という機能において100均ショップで売っているタイマーにも劣る製品であると言えるでしょう。