枯れきった環境から少し動く


 今更ながら今年もよろしくお願いします。


 さて、昨年から今年へと年が変わるにあたって、スケジュール管理や行動記録・メモ蓄積に関していろいろ再検討をしている。
 その過程で利用頻度を高くしているのがHP200LX。ここ15年ほどは生DOS環境でVZエディタを常駐させた状態で稼働してきた。これ以上ないくらい枯れきった環境にいたのであるが、DOSのスケジュール管理ソフトである「DoDiary」を試してみることにした。
 デジタルでスケジュール管理をする場合ネックとなる、スケジュール追加・訂正などの操作が「DoDiary」では迅速に行える。また、ToDoの一覧表示や予定の一覧表示、検索などもきわめて高速だ。他のスケジュール管理ソフトからのインポートはもう一つ弱いながらも可能であるが、致命的なのはデータのエクスポート機能がないところ。そのため長期にわたって使い続けることは私にとって不可能であろう。裏返せばエクスポートさえ可能になればメインで使いたいソフトであるといえる。


■システムマネージャへの回帰

 HP200LXを使い始めた1999年初頭から2年くらいは標準のソフト群をメインで使っていた。先述のようにそのあと生DOS環境へ降りてからはほとんど標準ソフトは使わなくなったのである(一時期を除いて)。しかしHP200LXを使える時間が長くなると標準ソフトも活用したほうがやはり便利だ。以前よりは頻繁にシステムマネージャ環境へ上がって標準ソフトも使うようになった。特に、平凡社の世界大百科事典は読み物としても面白いのでよく利用している。
 テキストデータの蓄積に関してはプレーンテキストメインを原則としているためVZエディタを記録手段としてメインとしているが、アウトラインプロセッサの「IP」を階層形式のデータ整理にふたたび使うことも検討中である。


いまさらながらにスタンドアローンな端末を再度メインとして使う理由は、

  1.瞬時に電源ON、OFFが可能
  2.即座にブラインドタッチでの入力が可能

以上に尽きると言える。もうしばらく他のOSとの比較や連携などを検討し、最適な環境を構築するよう努めたいと思う。


 ちなみに、手術前に処分した書籍「I Love LX」は108円で再購入した。


今日の動画
  Crazy Train: LIVE Randy Rhoads: HQ - After Hours TV show
   https://www.youtube.com/watch?v=ZcoweoZ6jpM