ポストイットを手帳で活用する、もしくはあえて活用しない


 まずは以下の画像をご覧下さい。現在使っている私のシステムダイアリーなのですが、仕切りガイド部分にポストイットを貼り付けています(見た目がきたなくてすんません)
十数年前はポストイットを使いまくっていたのですが、現在は以下に紹介する使い方しかしていません。



■記録が残らない
 なぜあまり使わなくなってしまったのかと言いますと、「記録を残す」という点で不都合があったからです。
手帳はこれから先の未来をプランニングするためのツールであると同時に、実行したこと(また実行できなかったこと)を記録していくためのツールでもあります。
しかし、ポストイットを活用すればするほど、記録を残すことができなくなるのです。


<実例>
 あるタスクが1回限りのものであった場合、実行する当日の任意の場所に直接そのタスクを書き込みます。実行すればチェックボックスにチェックを入れ、実行時刻やメモをそのタスク付近に記入します。実行できなかった場合は後日へと転記します。
仮に1回限りのタスクをポストイットに書いてしまうと、
 1.実行が先延ばしになったという記録が残らない
 2.安易に先延ばしにしてしまう
という不都合が生じます。


 次に、「繰り返しタスク」の場合。毎月、毎週、毎日繰り返されるタスクがあるとします。そのような場合は状況に応じてポストイットを活用します。

1.記録を残す必要がある場合
 ポストイットには「タスク名」と「基本実行予定日」(毎月第2火曜日など}を記入しておき、次の基本実行予定日に貼り付けておきます。
実行予定日がぶれないようなタスクであればダイレクトにリフィルへ記入すればいいのですが、期日が迫らないと実行日時が確定しないような場合は確定してからリフィルにタスクを記入します。そのときポストイットは次の基本実行予定日(次週・次月など)に貼り付けておくのです。
こうすると「記入→修正」を最小限にし、次回のタスク実行漏れを防ぐことができます。


2.記録を残す必要がない場合
 ほぼ毎日のように実行するひとかたまりのタスク群がある場合、もれなく実行するためのチェックリストを作ります。
この場合はちょっと大きめのポストイットにタスクを記入しておき、デイリーリフィルへ貼り付けておきます。
実行したタスクへのチェックですが、ポストイットにチェックをつけるのではなく、ポストイットの右側か左側のリフィル上にチェックをつけます。すべてチェックがつけば、そのポストイットは次の実行日へ貼り付けておきます。
こうするといちいち記入する必要もなく、かつ実行漏れも防ぐことができます。


これは本日の「24時間ダイアリー」です。左ページ上記の天気欄は、天候の推移を「1,2,3」と記入しておきます。
タスクの重要度は A・B・Cと1〜5の組み合わせでつけています。
基本的には実行する時間帯にタスクを記入しますが、実行時間が決まっていないタスクは左ページの上部に記入します。
ちなみにルーラー(定規)はナラコム製ではなく、日本能率協会のBindex−N用です。予備も含めて10枚以上持っています。

●参照URL
  ナラコム  http://system-diary.com/

  【能率手帳サイズ】インデックス定規  http://shop.jmam.co.jp/system/1190760_1409.html