本への書き込み
以前、読書でのポストイット活用について書いたことがありました。
●参照URL 読書とポストイット http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20090224
本を読むときのスタイルは、大きく分けて以下のように分類されると思います。
1.ひたすら読む
手を動かすのはページをめくるときのみ。もっともスピーディーで、速読向き。
2.書き込みをしながら読む
重要な部分に線を引いたり、マーキングしたり、余白にメモをしながら読む。試験用のテキストなどを読むときに用いる。重要部分を強調すると同時に、不要な部分が排除されるため、復習時間を大幅に短縮することが可能になる。
●参照URL テキスト(参考書)のノート化 http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20041225
3.ポストイットを貼り付けながら読む
普通の読書で私が多用している方法。該当ページが見つけやすいが、直接マーキングするより時間がかかる。
4.重要部分を本以外の媒体にメモする
ノートに書き写したり、分かりやすく整理する。デジタル機器を用いる場合もあり。
本を読むということは、あくまでその本の中身を自分のものにすることが目的ですので、その目的を達成するためにもっとも有効な手段を取ればいいわけです。
上記の方法は一冊の本にたいして単独で用いるわけではなく、状況に応じて使い分けます。
■人類史上、もっとも重要な余白メモ
「ある三乗数を二つの三乗数の和で表すこと。あるいはある四乗数を二つの四乗数の和で表すこと、および一般に、二乗よりも大きいべきの数を同じべきの二つの数の和で表すことは不可能である。
私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない。」
ピエール・ド・フェルマー
フェルマーの最終定理 サイモン・シン p117
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