初心者ライダー向けのおすすめ書籍

 昨年の11月くらいから、6年ぶりにセロー250に再度乗り始めた。今年の冬はとくに冷え込みが強いため、現在は気温が高いときに1時間ほどしか走らせていない状態である。

 コロナの影響で、二輪免許を取得しようとする人が極端に増えたようで、バイク乗りの姿も増えた。特にここ滋賀県では、琵琶湖を周回する湖岸道路を走るライダーが秋にはたいへん多かったのである。
 コロナによるブームで免許を取得したひとも多いため、初心者ライダーも多いと思われるが、二輪には初心者マークを明示する法律はないため、周りから見て一目で初心者かどうかを識別するのは難しい。ライダーが周辺を走っているときにはなるべく車間距離を多くとってしばらく様子を観察し、その人の力量を判断するのが無難であろう。


 二輪でも四輪でも、免許を取得してからの年数や、走行距離によって運転技術が向上するわけではない。教習所で教えてもらった技術だけでは十分ではないのである。まずは自分の技術がどれくらいのレベルなのかをきちんと自覚し、安全運転を問題なく行えるように技術を磨いていく必要がある。そのためには書籍や信頼できる動画などを活用していくべきだろう。
 私も昨年末に、ケニー・ロバーツのDVDを購入して繰り返し見ている。30年以上前の映像であるが、今見てもたいへん参考になる。オフロード・トライアル志向の人にとっても、一般道をバイクで移動するのであれば十分勉強になると思うのでおすすめしたい。

 

 

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二輪の免許を取ろうと思っている人や初心者にぜひお勧めしたいのが、つじ・つかさ氏のこの2冊である。かなり古い本ではあるが、これに書かれている運転技術は私も繰り返し練習した。アクセルワークなどは、四輪に乗るときにはそのまま応用しているくらい有用である。

 

今日の動画

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 前輪を上げたまま移動する「ダニエル」というテクニックは、もともと自転車トライアルでやり始めたものである。25年ほど前には競技中に使うことはほぼなかったのであるが、現在ではこれができないとトップクラスでは勝負にならない。