飛べ!ダコタ(日本 2013年)
●映画『飛べ!ダコタ』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=2uL4eKG_uck
1946年に実際に起きた出来事を映画化したものです。本物のDC-3(ダコタ)をバラした状態でタイから佐渡へ輸送し、そこで復元したうえで撮影に使用。私がこれまで見た映画の中では、DC-3の実機をこれほどじっくりと見たのはワイルドギース以来です。
映画のエンドクレジットで「DC-3監修」として名前の出てくるKengo Yamamoto氏が、今回使用したDC-3の分解・輸送・復元を担当しています。以下のサイトにその様子や、オリジナルのSister Annを取材したときのエピソードが掲載されていますが実におもしろいです。
●DC3PUBLISHING 映画「飛べ!ダコタ」日本でついにDC-3を使った本格的な映画を製作
https://ssl.alpha-prm.jp/dc3pub.com/filename3.html
このYmamoto氏ですが、まだ私が大阪にいた数年前に知り合いました。興味の対象が似ていたため、共通の話題をよく話したものですが、なかでも驚いたのがある映画の話。二十数年前にテレビで放送された映画のことだったのですが、その映画のことを人と話したのはお互いに初めて、つまり二十数年間誰ともその映画について話したことがなかったということでした。もともと米国のTV映画だったのですが、日本ではDVDは出ていませんし、米国でもDVDは廃番となっており中古で200ドル近い値段がついています。しかしながらYoutubeには全編がアップロードされています。
●Deadly Encounter 1982, Larry Hagman
https://www.youtube.com/watch?v=njuaxuSs-Kk
ここまですごいヘリコプタースタントは見たことがありません。
さて、飛べ!ダコタの撮影で使用されたDC-3はその後浜松へ移送され展示されている模様。さっそくGoogle Mapの航空写真で検索すると見つかりました。Googleの航空写真でDC-3を探すというのはYamamoto氏直伝の手法であります。