　雪の綿向山へ - SASGSG9’s blog

●2013/12/24(火)

　二日ほど前から降った雪がいい具合に積もっていました。2合目あたりから雪に覆われた状態になり、先の連休に踏み固められた雪が滑りやすくなっている箇所もいくつかありました。3合目付近からアイゼンを装着して登ったのですが、最も危ないと思ったのが2合目から3合目のあいだ。滑落するとけっこう下まで落ちてしまうため十分注意が必要です。

　7合目にある夏道と冬道の分岐では、ようやく夏道が閉鎖されていました。冬道はかなり急な登りになるため、念のためストック（ダブル）からピッケルへ持ち替え。数回出現する急勾配ではあきらかにピッケルのほうが楽です。ただし今回のように40cm程度は積もっていないと逆に使いづらいため積雪量によって使い分けが必要です。

　頂上についたときには晴れ間も出て風も穏やかでした。写真を撮ってから少し食事をしてそのまま下山開始。7合目までの下りで思ったのが「シリセード」はやめて欲しいということです。文字通りお尻で斜面を滑り降りていくことなのですが、せっかく階段状についた踏み跡を崩してしまうのはいただけません。遊ぶのであればルート以外の安全なところでおこなって欲しいところです。
　7合目まで降りたところでピッケルからストックにスイッチ。3合目でアイゼンを外して下山しました。

　今回はいつも使っているコンパクトデジカメを持って上がらなかったため、スマホのカメラで撮影しています。次回は結露対策も行ってカメラも持って行きたいところであります。