専用と汎用

 先日MTB(マウンテンバイク)を購入しました。これまで乗っていたものは購入から14年がたっており、そろそろ買い換える時期だったのです。

 結局同じメーカーで、しかもトライアル用を購入。すでに製造中止のモデルを中古で買ったわけですが、ボルトを中心としたパーツにサビが出ている以外は新品に近い状態。そのサビのおかげでショップの価格設定もかなり安めとなっており、いい買い物ができたのであります。
 ただ、ノーマルのままではハンドル幅やブレーキ周りに問題があるので、大幅にパーツを交換する必要があります。よってまだ本格的には乗車していません。当面は状況によって2台を乗り分けることになりそうです。


 今日は古いMTBのリアシフトワイヤーの交換のみ行いました。ワイヤー交換にはシマノ純正のワイヤーカッターを使うのが確実なのですが、使用頻度が低いのでザックの一番奥に収納してあるため取り出すのがとても面倒。いつも手元にあるレザーマンツールで代用することにしました。
手順通りに作業を進めて、ワイヤーを切断する段階で問題が発生。太さ2mmの針金でも難なく切断できるレザーマンですが、自転車で使われているワイヤーみたいに細い線が何本も縒られているような場合は切断できないのです。スパッと切れないというレベルではなく、切断そのものができない状態。これには正直たまげました。これまで「レザーマンがあればなんとかなる」と思っていたのですが、状況によっては役に立たないのです。結局はシマノのワイヤーカッターを持ち出して作業を完了させました。


 作業に緻密さが必要な場合、その作業を必要基準以上で行える工具が必要になります。汎用工具で代用できればそれにこしたことはありませんが、専用工具があるのに無理に代用することは愚の骨頂であります。今回はレザーマンの弱点がわかったという点で勉強になりました。



今日の動画
  Inspired Bicycles - Danny MacAskill April 2009 http://www.youtube.com/watch?v=Z19zFlPah-o
  Danny MacAskill - "Way Back Home" http://www.youtube.com/watch?v=Cj6ho1-G6tw&feature=iv&annotation_id=annotation_190125
 今回購入したMTBは上記動画で出てくるものとフレーム形状がほぼ同じ。届いてから気づいたのですが、ダウンチューブに飲料ボトルが装着できません(もはや手遅れ)