せっかくのコンセプトがキーボードでぶちこわし

●シャープの製品紹介サイト  http://www.sharp.co.jp/netwalker/


 シャープの「NetWalker」の実機をおさわりシマシタ。UbuntuですのでOSの使い勝手やインストールされているソフトウェアに関しては不満はまったくありません。
マウスポインタの操作も「オプティカルポイント」という機構と画面のタッチパネルでかなり快適です。


しかしながら、キーボードのタッチが終わってます。完全に終了してます。せっかくタッチタイプ可能なキーピッチ・レイアウト・キーサイズであるのに、キータッチがこれではどうにもなりません。キーの中心を垂直に押し込まないと入力がされないのです。中心点を外れるとキーが斜めになるだけで入力されません。
さらに問題なのが指の感触は「入力できた」となっているのに、実際にはキーが斜めに押し込まれた状態で入力がなされていないこと。押した瞬間に入力できていないことが感覚でわかればまだましなのですが、入力に失敗しても入力されたような感覚を得てしまうので、かなりの頻度でtyとhんぱな入力トンます <--- こんな感じ。
入力速度が速くなるほどこの現象が頻発するので、長文を入力するのは事実上不可能。テスト段階でこの問題は分かっていたはずだと思いますが、なんでコストアップしてでもキーボードのタッチにこだわらなかったのでしょうか? これでは外付けキーボードをつけるしかまともな入力は望めそうにありません。文字入力をしないような使い方であればとてもいい製品だと思いますが・・・


今日の動画
  ●"A Man Could Get Arrested" Pet Shop Boys  http://www.youtube.com/watch?v=-IhZ4cXGOu4