「Happy Hacking Keyboard Professional2」購入

 以前から買いたいと思っていたのですが、その独特なキー配列のため購入を先送りにしてきました。

今月で今の仕事を辞めるため、今後は入力方法を無理に標準にあわせるのではなく、入力効率を追求することにしました。
入力効率といっても、スピードを追求するというわけではなく、無駄な動きを極力削るという方向です。
たとえば、普通のフルキーボード(ノートPCも含めて)では、EnterキーやBSキー、果てはEscキーに至るまで、ホームポジションから無理なく操作することはできません。いずれも使用頻度が非常に高いにもかかわらず、無駄に手の位置を変えて操作しなければならないのです。

この不満を解消するため、ようやく「Happy Hacking Keyboard Professional2」の購入に踏み切ったのであります。



Happy Hacking Keyboard Professional2


■思った以上のクセ

 キーのタッチについては申し分ありません。今まで使っていた「オフィスキーボード」など比較にならないくらい快適です。
しかし、カーソルキーやファンクションキーが独立していない(Fnキーを押しながら操作する)仕様なのは、慣れるまで結構大変そうです。テンキーもありませんから、数字入力を大量に行う人の場合は外付けのテンキーをつけた方がいいでしょう(カーソルキーの代わりにもなりますし)


■最初に行う設定と必須ソフト
 このキーボードは英語配列(101)であるため、私の使っているレッツノートにそのまま接続すると、一部のキーが刻印通りに入力できません。
かといって、デバイスマネージャから英語用ドライバをインストールしてしまうと、今度はパソコン本体のキーボードが刻印通りに入力できなくなってしまいます。
この問題を解決するため、「USJP Pro」を導入しました。
http://www.trinityworks.co.jp/software/USJPPro/index.php

USJP Proは外付けキーボードのみを英語配列にエミュレーションしてくれます。そのため、ノートPC本体のキーボードでは今まで通りの入力が可能になり、面倒な英語配列ドライバのインストールも不要となります。
しかも、漢字切り替えをAltキーに割り付けたり、CTRLキーとアルファベットの組み合わせでEnter、BS,Escキーに割り付けたりすることができますので、より効率よく入力できる環境が構築できます。


■その他周辺機器

 キーボードが非常にコンパクトになったのはいいのですが、リストレストが無いのは長時間の入力ではつらいものがあります。そこで以下のリストレストを購入。

●《ELECOM(エレコム)》 COMFY リストレスト(ブラック)MOH-012BK 

幅は「Happy Hacking Keyboard Professional2」にぴったり。底部は滑りにくい素材を使っています。手に当たる部分もさらっとしていて快適です。


●シグマA.P.Oシステム販売 TKS10GM テンキーボード ガンメタリック

このテンキーはNum Lock非連動に対応しているので、ノートPC本体の一部がテンキーモードになることなく、数字入力が可能になります。ノートPCユーザーにとっては、この機能は必須でしょう。数字入力をしないときにはカーソルキーやBSキーとしても使用できるので便利です。



以上のカスタマイズによってとても快適な入力環境が整いました。あとは、ATOKだけを使えばいい環境になれば、他に何もいりません。