S.キングのドリームキャッチャー読了

 文庫本で4巻。総ページ数は1300ページを超える作品でした。読み終わったときには、あたかも長い長い旅を終わったかのような感覚におそわれました。


 さて、数あるキング作品で次はどれを読もうかと現在思案中です。実用書やノンフィクションなども含めて十数冊を並行して読んでいるのですが、ある作家の書いた小説に関してはいっときに一冊だけを読むようにしたいのです。現時点で手元にあるキング作品は30冊ほどですが、読んだことのある作品も含まれています。しかし読んだことがあるといっても十数年以上前のことなので、それらもまだ読んでいない作品と同じ扱いにするつもりです。


 そうこうするうち別に読み始めているのがアイラ・レヴィンの「ブラジルから来た少年」。20年近く前に購入して、ずっと本棚に入ったままでした。読み始めたきっかけは、先日ヒストリーチャンネルで見た「ナチ・ハンターズ」。20年も放置した作品は、このようなきっかけでもないことにはそのまま一生読まないことになりかねません。「ブラジルから・・」は映画を見たのがきっかけで原作を購入したわけですが、映画以上の内容を期待しています。


 私が今読んでいるような小説は、電子書籍化されることはまずないでしょう。さらにはアマゾンなどで評価を書き込まれていない作品にいたっては、古本市場からも消え去っていく可能性があります。電子化もされず、紙の媒体も商品価値がないと判断されて消え去っていく・・・。じっさいそのような傾向はますます加速しているようなので、先が案じられるところです。



今日の動画
  ●MELODIE MC - DUM DAM DUM  http://www.youtube.com/watch?v=0PO1gL1KXyE