PDAのバックアップ

 昨晩のことですが、HP200LXの電池(単3電池2本)を、ひさしぶりに交換しました。頻度としては2ヶ月に1回くらいの作業です(今のPDAでは考えられない頻度です)

 普段は生DOSの状態で使っているため、プロンプトで「200」と打ち込んでシステムマネージャに移行。そこで電池の残量を確認。駆動電池の残量はほぼ無くなっていたので、バックアップ電池(CR2032)が「OK」表示であるのを確認してから単3電池を交換しました。
電源を入れたところ、画面に「LXEMMがない」と表示。
最初は表示に気づかず、再起動させてから日記ファイルを入力したのですが、テンポラリファイルの破損が発生してしまい、日記ファイルそのものが破壊されてしまいました。

 その後以下のリンクと同じ手順でLXEMMファイルを作成。

●参照URL http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20060507


 ここ1週間ほどLXに差しているSDカードのバックアップをさぼっていたため、1週間分の日記は復活させることができませんでした。やはりできるだけ頻繁にバックアップは実行せねばならないと深く反省。


■HP200LXのバックアップ
 palmのようなPCとのシンクロ機能は使っていないため、SDカードの内容を丸ごとパソコンにコピーするようにしています。

<バックアップ手順>
1.XCOPYのバッチファイルを作成
 デスクトップにテキストファイルを作成し、「xcopy K:\ C:\R3\200LXバックアップ /e /d /h /r /y」と記述。ファイル名は「200LX.bat」としておきます。

2.200LXのSDカードをパソコンに差してから、「200LX.bat」をダブルクリックすると、DOS窓が現れてバックアップが実行されます。
1回目のバックアップではすべてのフォルダとファイルがコピーされますが、2回目以降は新規作成したものと更新したものだけがコピーされるため、数秒で動作が完了します。
時間的には十数秒で終わる作業です。


palm Tungsten T3のバックアップ
 これは最低でも1日1回、多い場合は数回Hotsyncしているため、パソコン側にバックアップがとられることになります。
しかし、出先でトラブルがあった場合、パソコンが手元にないことにはリストアができません。
それに備えるため、SDカードに自動でバックアップをとるよう、以下のソフトを使っています。

  ●Resco Backup Pro http://www.resco.net/palm/backuppro/default.asp


 このソフトはいろいろと細かい設定も可能ですが、あまり複雑な設定はしていません。200LXと同じように1回目は全バックアップを実行し、その後は新規作成されたファイルと更新されたファイルのみをバックアップするようにしています。
自動でバックアップするようにスケジューリングが可能なので、午前10時から3時間ごとに、午後10時まで5回バックアップ。電源を切っている状態でも自動起動し、バックアップ後はすぐに電源OFFになるため電池の消耗は考慮しなくても大丈夫です。

plamに関しては、上記の運用によってバックアップに関してはまったく気にすることなく使い続けることができます。



 今回の被害は日記ファイル1週間分ですみましたが、メディアそのものが破損する可能性もありますので、怠りなくバックアップを行うようにしていきたいと思います。