ipod mini 6G購入

3日前に買いました。
以前使っていたMP3プレーヤーは非常にちっちゃくて携行がたいへん楽だったのですが、大きな問題がありました。
SDメモリーカードにファイルを格納するタイプだったのですが
  1.128MBのSDカードしか持っていない
  2.格納した音楽ファイルを階層管理できない
128MBの容量ですと、せいぜい35曲くらいまでしか記憶できません。仮に512MB〜1GBあたりのSDカードを導入したとしても、取り込んだ音楽ファイルはひとつの大きなフォルダに入ることになるため、特定の曲を聴こうとしたときに検索が非常に手間となります。


上記の問題を解決するには、大容量のHDプレーヤーが最適と考え、「 ipod mini 6G(シルバー)」を買うことに決定。
仕事の帰りに、ヨドバシカメラ梅田店に立ち寄りました。各色とも在庫の余裕は結構あるみたいです(ピンクは特に)
ついでに、ベルトに装着して持ち運べるように以下の商品も購入
●ヘビームーン
MW-SS2MN-BK-01 [iPod mini用キャリングポーチ SportSuit2 mini ブラック]
http://www.heavymoon.co.jp/computer/marware/sportsuit2mini/


ユーザビリティ
アップルの製品を購入したのは今回が初めてです。結論から言うと、ipod本体も、音楽ファイル管理用ソフト「iTunes」も非常に使いやすいです。さすがアップルと関心するくらい、ユーザーへの負担が小さいですね。


ただし、商品といっしょに入っていた「ユーザーズガイド」と、「ソフトウェアCD」の非整合には困りました。
ユーザーズガイドのとおりに、まずはソフトをインストールするべく付属のCD−ROMをドライブに挿入。インストーラが勝手に起動して、画面の表示に従ってインストールが終わりました。最後にPCの再起動となったため、画面にしたがい再起動をしました。
ユーザーズガイドの記述をそのまま読み取ると、PCが再起動した時点で音楽CDをドライブに入れれば、「iTunes」が勝手に起動して音楽ファイルの取込ができる状態になるはずでした。しかし、音楽CDを入れても「iTunes」は起動しません。スタートメニューから起動しようとして、「iTunes」を探しますが、どこにも見当たりません。
もう一度ソフトウェアCDを挿入してフォルダを開き、プログラムフォルダから階層を下がっていって、やっとのことで「iTunes」インストーラを発見。ようやくインストールが終わりました。
私が何かを見落としていた可能性ももちろんありますが、仮に見落としをしてしまったとしても、そこからどのようにリカバリーするかを記載しておいて欲しいところです。


■シャッフル演奏
今回の買い換えで一番期待していたのがこれです。これまで使っていたMP3プレーヤーでもシャッフル演奏は可能でしたが、128MBの容量ではせいざい30曲くらいのシャッフルしかできません。言ってみれば「想定の範囲内」でしかシャッフルされないのです。
一方、大容量のHDプレーヤーでは、「次は何がくるかな?」の期待性と、「これが来たか!」の意外性が、桁違いに大きくなります。


■アナログ
 アナログレコードが主流だった頃は(若い人には分からないかもしれませんが)、曲の「頭出し」はきわめてリスキーな行為だったため、基本的には始めから終わりまで順番に聴いていく、というスタイル以外は難しかったと思います。
 その後オーディオテープに録音してからそれを聴くスタイルが一般化し、さらに「頭出し」の技術ができたため、「今聴きたくない曲は、飛ばす」ことが可能になりました。また、聴きたい曲だけをテープに録音して「お気に入りテープ」を自作することも行われるようになったのです。
そうなってくると、「アルバムには10曲入っているのに、実際に聴くのは気に入った2,3曲のみ」ということが普通になってきます。


■デジタルの出現
1980年代半ば、ついにCDが一般家庭にも普及しはじめます。よほど初期のCDプレーヤーで無い限り、シャッフル機能はついていたので、このCDの普及と同時に「シャッフル」も世の中に広まったと言えなくもないのですが、シャッフルで聴いた記憶があまりありません(笑)
なぜかと言うと、たかだか10曲程度をシャッフルしてもあまり意外性が無いからです。


 MDプレーヤーを経て、MP3プレーヤーが普及し始めても、メディアのコストが割高だったため、しばらくはCDプレーヤーと同じくらいの「期待性・意外性」しか持ち得ませんでした。
 そしてとうとうHDプレーヤーが登場します。いままでとは桁違いの記憶容量を持つことで、大量の曲を蓄積することができるようになりました。そして、ここに来てようやく「シャッフル」が真の力を発揮するようになったのです。


■シャッフルの聴き方
シャッフルで聴くときには、ある種の戒律を遵守する必要があります。
「気に入らない曲を飛ばさない」
ことです。いままで「聴かずにいた」「飛ばしていた」曲を始めから終わりまで聴くことで、自分が見落としていたその曲の魅力を再発見できるかもしれません。