日常生活用サバイバルキット
夏の間に、山や海のレジャーで犠牲になる方が多数おられます。それらのレジャーには相応のリスクが伴うため、十分な準備をして臨む必要があります。
登山をする人の場合は、緊急事態に備えてサバイバルキットを携行するのが常識とされていますし、そうしている人も多いかと思います。
一方、日常生活を送る中で、サバイバルキットを持ち歩いている人は少ないと思います。しかし日常においても数々の危機が想定されますので、準備を怠るべきではありません。
<日常生活で考えられる危機>
1.ふっとしゃがんだ時に、ズボンのおしり部分が裂ける
2.トイレに行った時、ズボンのジッパーが閉まらなくなる
3.伸びをした時に、シャツのボタンがはじけ飛ぶ
4.ころんで擦り傷・切り傷をこしらえる
5.方角がわからなくなり、道に迷う
6.財布を無くして、すっからかんになる
その他いろいろ・・・
ざっとあげただけでも、ひとたび発生したら、対処が非常に難しくなる事態が、ぽっかり口をあけて待ちかまえています。
では、それらに備えて何を用意しておけばいいのでしょうか?以下に、私がいつも持ち歩いている「日常用サバイバルキットの中身を公開します。
<日常用サバイバルキット>
1.ケース 幅:98mm x 奥行:57mm x 高さ:19mm
2.アーミーナイフ ビクトリノックス:クラシック
3.ホイッスル(IDコンテナ付)
4.針と糸 糸通し
5.各種ボタン
6.真ちゅう製ワイヤー
7.超小型方位磁石(捕虜になった場合に飲み込める大きさ)
8.絆創膏
9.テレホンカード
10.5千円札
11.硬貨数枚
12.安全ピン
収納するためのケースは、大きすぎてはいけません。中身を欲張りすぎると、それに伴ってケースのサイズも大きくなります。そうすると、その大きさ故に持ち歩くのが面倒になり、結果的に常時携行を怠ることにつながります。いつ発生するかわからない非常事態に対しては、常に持ち歩くことがもっとも大事なのです。
人によって、必要とされるアイテムは違ってきます。もっと多くのものを持ち歩く必要がある場合、ベルトケースを利用するのが現実的な解決策でしょう。
ライトが見当たらないことに疑問を感じる人もいるかもしれませんが、私の場合はキーホルダーに小型のLEDライトを付けており、常時持ち歩くカバンの中にもフラッシュライトが2つ入っているので、サバイバルキットからは除外してます(以前はミニマグライトソリテールを入れてましたが、アルカリ電池が液漏れをしてえらいことになりました。もし入れるのなら、リチウムボタン電池を使用したLEDライトが最適かと思います)
「災難というものは、それを個人的な侮辱と考える者の頭上を避けて通るんだよ」
マイケル・コルレオーネ 〜ゴッドファーザーより引用
■参考文献
SASシティー・サバイバル ジョン・ワイズマン , 河合 洋一郎 発売日 1995/10 売り上げランキング 213,741 Amazonで詳しく見る |
SAS都市型サバイバル ジョン ワイズマン, John Wiseman, 河合 洋一郎 発売日 2003/04 売り上げランキング 206,896 Amazonで詳しく見る |
ゴッドファーザー 上 ハヤカワ文庫 NV 54 | |
マリオ・プーヅォ , 一ノ瀬 直二 発売日 2000/00 売り上げランキング 15,558 おすすめ平均 最高の作品への、ひとつのアプローチ ゴッドファーザーにて帝王学を学ぶ 最高です。 Amazonで詳しく見る |