スマホでラジオを聴く


 本来であれば電波が届かない地域のラジオは聴くことができない。仮に聴けるとしてもそれなりの機材をそろえる必要がある。私もかなり昔に英語のリスニング用にFENを聴こうと思い立ち、指向性アンテナとアンプのキットを組み立てて聴いていたことがあった。当時は大阪に住んでいたが、近くに米軍基地があるわけでもないため電波状態はきわめて悪く、指向性アンテナを微妙に調整してようやく聞こえてくるといった状況だった。


 一方現在ではそのような苦労をすることなく、ネットで配信される高音質なラジオ放送を聴くことができるようになった。私の場合、ラジオパーソナリティといえば「つボイノリオ」氏しか聴かないため、現在聴いているラジオ局はKBS京都CBCラジオのみとなる。KBS京都滋賀県でも普通のラジオで聴けるが、CBCラジオは視聴地域が違ってくるためネットでしか聴くことができない。そのために利用しているのが「Radiko」というアプリであり、すべてのアンドロイド端末およびipod touchにインストールしてある。
 パソコンには「ラジ録」という有料ソフトをインストールして、録音しておきたい番組は自動で録音するようにしているのである。


 今日は3ヶ月ぶりのCT検査があったのであるが、採血検査とCT検査の間に長い待ち時間があったため、格安SIMを差してある京セラ製スマホCBCラジオつボイノリオの聞けば聞くほど」を正午になるまで聴いていた。

●参照URL
  http://hicbc.com/radio/kikeba/

 この番組は月〜金に毎日3時間と長時間放送されるので、普段は録音したものをCMなどを飛ばしながら聴いている。今日は病院にいたためリアルタイム視聴をしていたのであるが、CBCラジオ65周年の特別番組として、つボイノリオ山下達郎ふたりのトークが1時間ほどあった。私は邦楽をほとんど聴かないため山下達郎の曲もまともに聴いたことはない。そのためそれほどこのトークに期待はしていなかったのであるが、極めつきの面白さだった。おそらくこのタイミングでふたりがトークをしていなければ世に出てこなかったであろうと思われる内容が満載だったのである。改めてつボイノリオの偉大さを認識するとともに、山下達郎に親近感を持てたのであった。


 以下につボイノリオの曲を紹介するが、タイトルはとても書けないためリンクのみ掲載する。つボイ氏を知らない人には衝撃的な曲であると思うが、先日亡くなった永六輔さんはつボイノリオ氏の曲を高く評価しており親交も深かった(東京都内で先日開かれた永六輔さんのお別れの会につボイ氏も列席していた)。
 ただし、以下の曲と私の人格にはいかなる関係もないことをお断りしておく。


■参照動画
  https://www.youtube.com/watch?v=2xXlS9pQSo8
  https://www.youtube.com/watch?v=W35DSyNfCus
  

   【2016年8月31日】つボイノリオの聞けば聞くほど/小高直子・『六輔 永(なが)のお別れ会』を終えて
  https://www.youtube.com/watch?v=at92kkygbSI
   【2016年9月1日】つボイノリオの聞けば聞くほど/小高直子『開局65周年記念 ドリームマッチ』・・
  https://www.youtube.com/watch?v=89U0wfHIOZU