ネットによるニュース番組視聴

 今から十数年前、衛星放送がまだBS1,BS2,WOWOWの3局のみだったころのことです。
少ない予算でなんとか時間枠を埋めるべく、同じ番組が1日に3サイクルほど放送されるような番組構成でした。NHKも、番組の多くが外国から買ってきたものに字幕をつけただけという感じでした。
それはそれで良かった面もありましたし、今となっては伝説の番組もリアルタイムで見ていたわけです(ボブの絵画教室など)
しかし、BSにも予算がたんまりつくようになったのでしょうか、番組構成が徐々に地上波へと近づいていき、それにつれてBS初期のころのような面白い番組も減っていったのでありました(ボブの絵画教室など)


■録画ビデオの管理
 昔はテレビ2台にビデオデッキ3台を使い、テレビ番組を大量に録画・保存しておりました。映像を検索可能な記録として残していこうと試みていたわけであります。

<記録例>
C258 カッコーの巣の上で(99-03-20BS) ミナミの帝王(99-03-21) リサーチ200X(99-03-21フィエステリアピシシーダプランクトンによる発病 ツングースカの大爆発) ベンハー(99-03-22BS) まる見えテレビ(00-10-30びっくり映像 韓国料理なべ もうひとつのシャチ物語フリーウィリー ベスト・誘拐と身代金誘拐ビジネス人質交渉人アッカーマン・パームグラフィティ)


上記の記録例を説明しますと、まず1行目冒頭にビデオのコード番号。このコードをビデオ本体の背ラベル最下部に赤ペンで書いておきます。ラベルにはこれ以外の情報は書かず、詳細は上記のようにテキストファイルに入力しておくわけです。
一番最後の「パームグラフィティ」の部分ですが、アッカーマングループという人質交渉や危機管理を専門とする会社の社員が、クライアントとの面談の席でものすごい勢いでパームにグラフィティ入力をしていた場面があったため記録してあったのです。このように、番組中で気になったことを入力するようにしていました。
ビデオテープは最大9時間録画が可能な180分テープを常用し、保管スペースの確保に努めるようにしました。
各テープの録画可能残量は、「■1:45」といった具合に最後尾に入力しておきます。
こうしておくと、■を検索していくことでそれぞれのテープにあとどれくらい録画が可能であるかがわかるわけです。


■ネットTV
 ネットでの調べ物がしやすくなるにつれて、テレビ番組を大量に録画・管理する必要性が低下していきました。
一方で、米国の放送局を中心に、ネット放送を充実させる動きも出てきました。CNNなどはその走りだったわけですが、リアルタイムの放送は1年以上前に打ち切られてしまいました(私は年間200円くらい払って登録していたのですが・・)
その後CNNはニュース映像のビデオをアーカイブしておき、それを視聴者が選んで見るという方向へいきました。しかし、連続でビデオを見ることができず、以前のような流しっぱなしの視聴方法はとれなくなってしまったのです。

 そこで現在私が利用しているのがMSNBCのビデオニュース放送。
●参照URL  http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/#29444130

このサイトは、同じジャンル内であればビデオが連続再生されますし、映像の読み込みもそこそこ速いので、リアルタイム放送に近い感覚で見ることができます。しかもお金はかかりません。しばらく前まではほとんど広告は出なかったのですが、最近はときおり広告が表示されるようになってきました。これはむしろ歓迎すべきことで、今後も視聴代はかかってこないであろうことを示唆していると思います。
他の放送局(日本も含めて)も、もっとネット放送を充実させる方向で進化して欲しいところであります。


中央に二つ並んでいる液晶画面の左側がMSNBCのビデオ放送。右側の液晶はGoogleニュース。私の部屋にはテレビのアンテナが来ていないため、これらでなんとか世の中の情報を把握している次第です。


●参照動画
ボブの絵画教室  http://www.youtube.com/watch?v=ORzDULg3Mbo

これはあくまで偽物なので、ちゃんとしたのをまた見て下さい。しかしながら、パロディ映像が多すぎて、本物がなかなか見れません・・・