コリジョンコース現象


 昨日の早朝に自動車で走行中、またもや交通ルールを無視した車両とのインシデントに遭遇した。
 最近は日の出の時刻が遅くなってきたこともあり、そのときまだ真っ暗の状況だった。早朝の散歩をしている歩行者や通行車両などに十分注意しながら走行していたのである。夜間に点滅信号になる交差点ではまだ点滅のままであるため、こちらの信号が黄色点滅であっても十分スピードを落とし、ヘッドライトをハイ・ローと切り替えて、左右に首を振って目視確認しながら通過していく。
 ある交差点(こちらは黄色点滅)を右折するとき上記のように左右確認をしたところ、右側から乗用車らしき車両が減速せずに近づいてくるのが見えた(相手の信号は赤点滅)。こっちはさらに減速を続けて徐行速度にまでスピードを下げ交差点手前の右折レーンに入った。相手は赤点滅信号であれば交差点手前の停止線で一旦停止(タイヤの回転を完全に停止させる)する必要があるのにそのまま交差点の進入して、一瞬だけブレーキランプを光らせてからほとんど減速せずに私の目の前を通過していったのである。
 こちらの信号が黄色点滅だからという理由で交差点に進入していたら、間違いなく出会い頭で衝突していただろう。



 交差点の手前から見たキャプチャ。本来なら相手車両は右側の一時停止線手前で停止しているタイミングなのに姿が見えない。


 上の写真から2,3秒後のキャプチャ。突然右から姿を現したセダン。


コリジョンコース現象
 北海道でよくある事故の原因としてこの現象があげられることが多い。見通しのいい交差点でも、しっかり首を左右に振って確認しないとこの事故に遭う可能性がある。むしろこれまで事故に遭わなかったのは運が良かっただけと考えるべきだ。夜間はヘッドライトを点灯しているから相手を視認しやすいと思うのは間違いで、街灯の多い地区などはヘッドライトを付け忘れて走っている車も多いから油断できないのである。

●参照URL
  コリジョンコース現象 wikipedia
   http://goo.gl/ES4EOj

●参照動画
  「コリジョンコース」
   https://www.youtube.com/watch?v=RqQ2MxS4280


今日の動画
  Def Leppard - Love and Affection (Live)
   https://www.youtube.com/watch?v=GEtgvhSMOZg