トレーニング器具の自作

 現在ウエイトトレーニングで使用している器具は、私が中学生〜高校生のときに買ったものです。要は鉄の塊ですから、多少のサビが出ていても、そうひどくは劣化していないのであります。しかし長いこと実家から離れている間に、懸垂も可能なベンチは捨てられてしまってました。おまけにダンベル用のシャフトも片方が見あたりません

どのレベルまでウエイトトレーニングを続けるのかをまだ明白に決めていないため、もうしばらくは手持ちの道具だけでやりくりしていくつもりです。そのためダンベルのシャフトはホームセンターで適当な長さの水道管を買ってきて代用しています。


 最近少しメニューが増えたので、早朝のトレーニングに1時間ちょっとかかっています。特に時間をとられているのが「前腕」のメニュー。ダンベルをメインで使うため、片手ずつ行うことになります。そこで両手同時に行えるメニューを取り入れることで時間短縮を図ることにしました。


■リスト・ローラー
 長さ30cmほどのバーにウエイトをつり下げ、両手を前方に伸ばした状態でバーをくりくりひねってウエイトを巻き上げていくトレーニング。これまでまったく取り入れていませんでした。
専用の器具も販売されていますが、安いもので2000円台。高いものになると8000円以上になります。当然自作することにしました。

 まず最初に必要なのが30cmのバー。あるていど丈夫な材質でなければいけません。まっさきに思いついたのが木製の「めん棒」。さっそく100均ショップへ行って購入。
ウエイトをつり下げる「ひも」は、先日購入したすだれの巻き上げ器に付属していたロープの余りを使うことに。これがすぐに切れてしまうようならパラシュートコードに切り替えるつもりです。ウエイトをつり下げるために使ったのがアルミ製のテント用ペグ(なぜだか数年前からペン立てに一本だけ入ったままだった)。めん棒とペグにロープを結びつけるわけですが、そのまま縛り付けてもロープが滑ってしまいます。そこでゴム製の滑り止めマット(100均で以前に購入済み)の一部を切り取り、これを巻いてからロープを縛り付けることで滑りを防止。
任意のウエイトプレートの穴にペグを通してひっかけ、前記のようにウエイトを巻き上げていけば問題無くトレーニングができます。めん棒は木製なので、汗で手が滑ることもありません。あらたに発生したコストはめん棒の105円のみ。とても安くあがりました。


今日の動画
  ●Def Leppard Love and Affection    http://www.youtube.com/watch?v=wXmSQ-dMbhE
 映像は正式なビデオクリップなのか、はたまたライブ映像の寄せ集めなのかは不明。
ドラマーのリック・アレンは、この曲が収録されているアルバム「ヒステリア」を制作する前に、交通事故のため左腕を肩から切断してしまいました。映像は、交通事故にあう前に両手があった頃のものと、事故後に右腕だけで演奏しているものとが混ざっていますが、演奏そのものは左腕のない状態で収録されたものです。