クローズアップ現代「伝説 いま再び 〜夭折の天才棋士・村山聖〜」

NHKオンデマンド
   https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016073392SC000/


 最近はほとんどクローズアップ現代を見ていなかったため見逃してしまった。しかたなくNHKオンデマンドで単品購入しての視聴(Tポイントで支払い)。

 じつは関西ローカル番組として「かんさい熱視線 この街に“怪童”は生きた〜村山聖 青春の記憶を訪ねて〜」の放送が9月30日になされている。内容はいかにもNHK大阪放送局が作成したというものになっている。
 一方クローズアップ現代のほうは、この11月から公開される映画に出演した俳優へのインタビューなども入っており、全国放送向けの編集となっていた。


かんさい熱視線「この街に“怪童”は生きた〜村山聖 青春の記憶を訪ねて〜」
   http://www4.nhk.or.jp/P2852/x/2016-09-30/21/44917/8207797/


 ただし、30分足らずの番組ではやはり時間が短すぎると言わざるをえない。より深く村山棋士のことを知るにはノンフィクションの「聖の青春」か、マンガの「聖(さとし)」を読むべきであろう。特にマンガのほうは、幼くして重い病にかかっている子供たち(村山棋士もその一人だった)に大きく筆をさいている。できれば両方を読むことをおすすめしたい。


 今から8年ほど前にも「聖の青春」についてこのブログで書いたことがあった。そのときに将棋を趣味として再開するつもりであると書いたのだが、時間があるときに詰め将棋をしたり、将棋のコンピュータソフト相手にたまに指す(そして惨敗する)程度しかやってこなかった。正直なところ、機会損失のことを考えると今の時点で将棋を本格的に再開させることは厳しい。体調を考慮しながら今後どうするかを考えていきたい。
 ただ、いま自分が置かれている立場から考えると、村山棋士にとって将棋以外のことはすべて機会損失だったのだということがよく理解できるのである。


●参照日記
  http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20080815


今日の動画
  Boston- More than A Feeling
   https://www.youtube.com/watch?v=SSR6ZzjDZ94