ドイツ　ミュンヘンでの銃撃事件

防犯・防災


　ニュース映像を見たところ、マクドナルド（最初に銃撃が始まったと推定されている）前の歩道上で、通行人に向けて銃を撃っている犯人が映っていた。いわゆる乱射ではなく、ハンドガンを正しい射撃姿勢で撃っているところを見ると、ある程度射撃の訓練を積んでいたと思われる。犯人の年齢を考えると一人で自主訓練を行っていたのかもしれない（津山事件の都井睦雄のように）。


　この映像を見て感心したのが銃撃を受けた通行人の動きであった。店の裏口方面から走ってきた人たちはマクドナルド店内で銃撃が行われていることをすでに認識していたらしく、犯人が歩道で銃を構える前から走り出している。一方、事情を知らない年配の男性は少し反応が遅れたものの、走って逃げる人たちとともに直線的に犯人から離れる方向へ逃げ出している。このような状況ではとにかく犯人から遠ざかることが重要であるが、へたにジグザグに走ったりしてはいけない。
「直ちに」「一直線に」「爆発的に」その場から逃げることが原則となる。


●参照動画
　　Shooting in Munich Shooping Mall OEZ - Germany
　　　https://www.youtube.com/watch?v=LwONNiW23fY


●参考書籍

凶悪犯から身を守る本―あなたと、あなたの家族のための読むサバイバル・トレーニング
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　この本は凶悪犯罪に対する備えと対処に関するもののなかで、おそらく唯一役にたつものである。


■今日の動画
　　German Police Special Forces (SEK) // Honor and Strength
　　　https://www.youtube.com/watch?v=JWgiLHAjO_I