綿向山での遭難事故

　今朝も早くから綿向山へ行ったのですが、山頂で出会った方から聞いたのが2/9から2/10にかけての遭難事故の話。三重県から来た男性二人のパーティが2/9に道迷い遭難したのち、2/10午後に一人ずつヘリコプターで救助されたとのことでした。

※詳細は綿向山を愛する会のサイトにありました。

　事前のルート確認が不十分なうえ、下山中の現在地確認不足や谷筋を下っていくなど、典型的な遭難パターンといえます。道標やマーカー、踏み跡などに頼り切らずに、地図とコンパスを使って現在位置を常に把握できるよう読図力をきちんと身につける必要があると思います。また、GPS端末やスマホの登山用アプリなども併用して（あくまでサブとして）万全を期すようにすべきでしょう。

　以下の写真は今朝の綿向山北稜線。綿向山頂上付近では完全にガスの中でしたが、北稜線でつかの間の晴れ間があり、実に幻想的でした。