緊急地震速報の誤報


 昨日2013年8月8日16:56頃に誤報がありました。当日は仕事が休みだったので自宅にいたのですが、実は速報が流れたことを即座にわからない状態でした。
 そのとき私は家庭用アイロンを使ってポスト用の表札をラミネート加工している最中だったのですが、スマホも手元になく、パソコンもなく、UNIDENの地震津波警報機もない状態だったため速報が流れているのを知ったのは台所にいる母親が騒ぎ出してからでした。台所に置いている地震津波警報機が鳴り始め、それを聞いた母親は即座にガスレンジの火を消し、地震の機械が鳴り始めたことを大声で私に知らせてきました。私も即座にアイロンのコンセントを引き抜き、すぐに玄関へ出て行くように母親に叫びながら自分も玄関へ向かったのです。
 しかし1分、2分と経過しても揺れは来ず、地震津波警報機から流れているラジオも通常の放送を続けたままです。さらに数分たってからテレビのテロップに「震度1以上の揺れはおきなかった」との情報が流れたため誤報であったと判断。2階の自室に上がったところ、パソコンの画面には常駐させている地震警報ソフトの画面が表示されており、予想震度が6弱となっていたためギョッとしました。スマホの警報も受信されており、地震津波警報機はすでにスタンバイ状態に戻っていました。


 今回思い知ったのは、いくら警報機を複数備えていても警報を認知できない状態では何の役にも立たないことです。地震津波警報機は1階の台所と2階の私の部屋に設置しているのですが、各部屋に設置しておくことも検討しなければいけないかと思います。


 実際の地震で警報が鳴らないことよりも、一定の割合で誤報が起きてしまうことのほうがまだマシなのですが、あまり誤報が続くと実際に地震が発生したときにきちんと対処できなくなる可能性があります。気象庁はさらに精度を上げるべく改善を進めて欲しいと思います。


●参照日記
  http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20120303


今日の動画
  Billy Cobham - 01 - Quadrant 4
   http://www.youtube.com/watch?v=-FuKs4buY6U