夜間用シグナルライト


 通勤ではオートバイ(セロー)を使用しているのですが、暗くなってからの走行で怖いのが歩行者や自転車です。自転車に関しては前照灯や反射板などによってけっこう離れたところからでも認識可能なわけですが、歩行者やジョギングをしている人の場合、黒っぽい服を着ていると認識が遅くなることも度々あります。
 夜間というのは基本的にものが見えません。見えているつもりでも見えていません。ヘッドライトの強い光で照らせば見えると思われがちですが、光が強ければ強いほど、光が当たらない部分は余計に見えなくなります。


 では歩行者として、どのようにすれば車から認識しやすくなるのでしょう。それには以下の3原則を実行する必要があります。


1.光をはね返す
 車のヘッドライトの光のようにこちらに向かって光が照射される場合は、それを反射材などではね返すのがもっとも有効です。ただし、光が当たらなければ何の役にもたちません。


2.自ら発光する
 相手からの光がない場合に有効。ただし一定レベル以上の光量がないと効果がありませんし、こちらの光量以上の光が向こうから当たった場合は相対的に目立たなくなってしまいます。


3.他のものと同化しない
 いくら相手から物理的に見える状態にできても、うまく認知してもらえなければ効果はありません。遠くにある車のテールランプやヘッドランプと誤解されたり、信号や視線誘導標などと混同されれば逆に危険な状態になってしまいます。



 万全のためには上記の3原則を同時に行うことが肝心。現在私がウォーキングなどで使用しているのが以下の製品です。



 点灯と点滅の2モードを切り替えられます。私は片足にだけ点滅モードにしてシューズのカカトに装着しています。ウォーキングではそのままでもずれることはありません。ただしランニングの場合は製品とシューズの間に滑り止めのゴムを挟むか、太めの輪ゴムか短いひもで足首に固定しないと走っているうちにずれてくる可能性があります。

 赤いライトを使用する場合に重要なのが、体の前面に装着しないこと。車を運転する側にとって、赤いライトはその対象の後部を示すことになります。法律上も赤ライトは後部にしかつけてはいけないことになっています。



●Nite Ize Night-time Safety 2-Mode Green LED Cinch Marker with Elastic Strap (1xCR2032)
  http://goo.gl/5NPWB

 固定用のループはゴムになっています。この製品も点灯・点滅の2モード。緑の部分は反射材を使用しているため、「光をはね返す」「自ら発光する」の両方を兼ねています。
電池はCR2016を2枚、もしくはCR2032を1枚、いずれでもOKです。日本ではボタン電池が異常に高値ですので、わたしはDealExtremeから購入してストックしています。


  ●CR2016 x 20 pcs Cell Batteries
   http://dx.com/p/2016-x-20-pcs-cell-batteries-832?item=11

  ●CR2032 3V Cell Button Battery (5-Pack)
   http://dx.com/p/cr2032-3v-cell-button-battery-5-pack-6999?item=2


●Energizer Hard Case Tactical ROMEO 1AA Compact Vest Light
    http://www.amazon.com/dp/B004IF5ZDA/ref=pe_153240_21652910_pe_vfe_dt1
 これは日常的に使っているL型ライト。ウォーキングのときにも使用します。



 以上の3つを常にセットで使っています。いずれも非常にコンパクトで軽く、外した状態でもまったくかさばりませんのでおすすめしたいと思います。



今日の動画
  Danny MacAskill - "Way Back Home"
   http://www.youtube.com/watch?v=Cj6ho1-G6tw