竜巻への備え


 テレビやネットなどでいくつかの注意事項は報道されていますが、すっぽり抜け落ちている情報も多いです。


■基本的には台風対策と同じ

1.家の周囲を片付けておく
 強風により吹き飛ばされそうなものは屋内に入れる。屋内に入れられないものはロープやワイヤーなどで固定する。吹き飛ばされたものは自分の家だけでなく、周辺の家や人に対しても脅威となるからです。


2.水・非常食・明かり(懐中電灯)を準備
 停電や断水に備えておきます。停電時にはろうそくで明かりをとることは絶対に避けるべきです。


3.ラジオやテレビで常に情報を流しておく
 状況が許す限り常に最新の情報がとれるようにしておきます。


4.可能であればコンクリート製建物の地下に避難する
 無理であれば窓のない、建物の中心へ移動。ふとんや毛布、非常持ち出し袋なども手元に置いておく。ラジオやワンセグを受信可能な機器で情報を取る。
 人数分のヘルメット(工事用など)があるだけで頭部へのダメージはかなり減ります。


5.窓はあけない。雨戸があればしめる
 竜巻の進行方向と反対側にある窓をあけると屋根が飛ぶのを防止できるというウソ情報が昔から流布していますが、根拠がありませんので絶対に窓はあけないようにして下さい。


 突発的な竜巻に対しても、ものを言うのは普段からの備えです。普段からの備えがしっかりしていれば襲撃前・襲撃中・襲撃後の対処もやりやすくなります。


●Tornado myths
   http://en.wikipedia.org/wiki/Tornado_myths
 「橋の下が安全」という神話に関する解説も書かれています。


今日の動画
  Wes Montgomery Quintet at Tsubo - Full House
   http://www.youtube.com/watch?v=R_4qhImJGsk