スーパーのレジにおける待ち行列

 スーパーで買い物をする場合、どのレジを選ぶかによって買い物時間が大きく左右されることがあります。買い物に行く回数が多い人は、速く進むレジをいかに選択できるかによって1年間にかなり時間を得したり損したりすることになるのです。
たいしたコツではありませんが、以前一人暮らしをしていたときにどうしていたのかを書きたいと思います。


(1)二人体制のレジ
 各レジにある程度の行列ができている場合、二人体制で対応しているレジを選択することが最初に取るべき戦略です。二人体制のレジは単純に2倍の速度で行列をさばくことが可能だからです。
しかしここで慌ててはいけません。二人体制の場合でも新人レジ係のOJTだったりするからです。新人かどうかは5,6秒観察すればだいたい分かります。ここで数秒の時間をかけることが、のちのち数分の差になってくるのです。


(2)行列の長さに着目する
 買い物客の多くは、まっさきに一番行列の短いレジに並ぼうとします。しかし私はむしろ他よりも長い行列に着目します。平均より長い行列は二人体制のレジであることが多いからです。「なんらかのトラブルで行列が進まない場合もあるのでは?」 と思う人もいるでしょう。しかしそのようなトラブルの場合は、「やばい」と思った客たちはより短い周辺の行列へと移動していくのが普通です。よって、平均より長い行列はより速く進むレジである可能性が高いのです。
戦術としてはとりあえずこの長い行列に並んでしまい、その位置から各レジ係の人数と新人の有無を確認。その間にその行列が周りの行列よりも速く進んでいくようなら、そのまま並び続けて順番が来るのを待ちます。


(3)前に並んでいる客の様子
 すべてのレジが二人体制だったりした場合、行列が進む速度は他の買い物客によって左右されます。
まず確認するのがカゴの商品の数。体積ではなく数が重要です。カゴからあふれんばかりに大袋入りのスナック菓子を買おうとしている人よりも、細々した小さな商品をたくさん買おうとしている人のほうがレジ打ちに時間がかかります。

あと、客の年齢などに着目する人もいるようですが、この要素は個人差が激しいため確実に差が出る要素ではありません。


(4)レジ係を覚える
 大阪に住んでいたときにほぼ毎日買い物に立ち寄っていたスーパーでは、たいてい同じレジ係のところに並んでました。とても仕事が速く、かつ確実。いちばん重視したのはその丁寧さでした。いくら素早く作業をしてもらっても、バニラヨーグルトをさかさまにカゴに入れられたり、卵パックの上に牛乳パックを置かれたりといった事態は避けたかったからです(そのような係の顔は覚えておき、列がすいてても並ばなかった)


いくつかのコツを書いたわけですが、本当はあまり細かいことにこだわらず、おおらかな気持ちで行列待ちをすることが心にも体にも一番いいのかもしれません。


今日の動画
  ●Judy And Mary - Doki Doki  http://www.youtube.com/watch?v=D8h1jMe7HAc