「本当は怖い家庭の医学 新型インフルエンザ」
普段はまったく見ていない番組ですが、今回だけ見てみました。
以下はHP200LXでメモったものをそのまま貼り付けておきます。ただし、メモの内容に関しては端折っている箇所、間違っている箇所もあると思いますので、参考程度に見てください。
番組中、「発熱相談センターに電話をして指示を仰ぐ」という部分がたびたび出てきました。しかしながら、ほとんどの発熱相談センターでは「1週間以内にアメリカ・メキシコ・カナダなどへの渡航歴があるか、もしくは大阪・神戸へ行ったか」と聞かれ、それに該当しなければ発熱外来ではなく、近くの病院を受診するよう指示されます。行った先の病院では「ただの風邪」と診察されるケースもあるようで、仮にインフルエンザの簡易検査をしてA型陽性となった場合も、先の条件に該当しない限りはPCR検査(遺伝子検査)を行政側が拒否しています。ここ1週間あたりに日本で確認された感染者のほとんどが「海外から帰ってきた」「大阪か神戸へ行っていた」人になっているのはそのためです(ただし、神戸・大阪およびその近隣ではPCR検査まで行っているハズだが・・)
発熱相談センターに電話をしたとき、基礎疾患を持っていることを伝えた場合にどのような返答が返ってくるのかはわかりませんが、行政側の言うことはそのまま鵜呑みにしないことが肝心だと思います。
<以下は番組内容のメモ>
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2009/06/02(20:52:04)
新型インフルエンザ 本当は怖い家庭の医学
■代謝内分泌科
・糖尿病 免疫力が低下しているためかかりやすい。
・高血糖を引き起こす 病原性が強い。外部からのウイルスの侵入が血糖値を上げる
・血糖値が高めの人も注意。
・インスリンを打っている人 インスリンとインフルエンザ薬の併用は問題ない。
■薬剤科
・基礎疾患がある人
・タミフル リレンザと他の薬の併用。 飲みあわせの問題がないとわかっている薬。
■循環器科
・脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まる。
不整脈 心臓病を持っているひと。発汗での脱水症状に注意。まめに水分をとる。
■高齢者の発症
・高齢者の一部はウイルスの抗体を持っている。かかって発症した場合は重症化する。
<呼吸数>
・5歳以上の場合、一分間の呼吸数が30回以上の場合は重症化している可能性。
・空気中の水分が多いとウイルスの感染力が弱くなる。ウイルスの量を減らす方が効果的。換気をよくすることが大切。
■小児科
・抵抗力の弱い子供。
・年齢別子供のくすりの飲ませ方。
一歳未満 対症療法で。水分補給。脱水症状になりやすい。
一歳以上 タミフル・リレンザで。
・親が感染元になりやすい。手洗い・うがい・着替えをしてから子供に接する。
・インフルエンザ脳症の発生もありうるので注意。
■消化器内科
・患者の汚れもので感染。吐物・排泄物から感染。トイレや部屋の換気をよくする。
・洗濯は通常通りやればよい。
■リウマチ膠原病科
・免疫力がおちていてかかりやすく、重症化しやすい。
・膠原病の薬は、新型インフルエンザを重症化させやすい。
・関節リウマチ薬を飲むと免疫力を低下させる。新型インフルエンザに感染したら最低限の薬だけでリウマチに対処し、先にインフルエンザを治すことが必要。
一般の人が新型インフルエンザにかかったのち、発熱関節の痛み・はれ・発疹が1〜2週間たっても治らないときは、膠原病の発症も考えられる。
■産婦人科
・妊婦も早めに抗インフルエンザ薬を飲むことが必要。
・授乳中の母親が感染した場合も同じ。
まず母体を守ること、感染が疑われたら早めに治療すること。
■アレルギー科
・基礎疾患を持っている人で、ぜんそくなど肺の疾患を持つ患者は重症化するおそれがあるので注意。呼吸困難から死に至ることもある。
・喘息患者は全国で800万人いる。薬を飲むとそのうち約20%が喘息が悪化する可能性がある。
・薬によるアレルギーを恐れるあまりインフルエンザ薬の服用を恐れすぎない。
■神経内科
・ズキズキするような頭痛は新型インフルエンザ発見のサイン。
ズキズキする耐えられないような頭痛と発熱をともなっている場合は新型インフルエンザの可能性がある。脈といっしょにズキズキとする拍動性の痛み。
■今後
・つゆ・夏の時期はいったんおさまる。
・乾燥する秋になると第二波の可能性がある。
・インフルエンザウイルスは変異しやすい。強毒性になる可能性もある。
■備蓄
・水分補給。
炭水化物をしっかり
免疫回復力を高めるビタミン
水分 スポーツドリンク
ミックスベジタブルは新鮮な野菜と変わらないビタミン・ミネラルを含む。
ビタミンC
切り餅 オートミール パックご飯。
魚介類の缶詰。
■メニュー
鮭フレークオートミールのおかゆ 牛乳
ほたて缶詰 かぼちゃオレンジジュース煮
トマトリゾット トマト ご飯 ツナ缶 粉末コーンスープのもと。