アシックス pedala(ペダラ)

 足に合わない靴というのは、足だけでなく体全体に大きな影響を与えて思わぬ病気の原因になったりします。
そのため、多少値段が高くても履きやすい靴を選ぶことが肝要であります。


 かれこれ十数年もの間、仕事やオフタイムでの徒歩の外出では、アシックスのウォーキングシューズ「pedala(ペダラ)」を愛用しています(靴紐の無いスリッポンタイプ)
初めてペダラを履いたときは、あまりの履き心地の良さにわざわざ裸足で履いたりしていました。
ペダラはかかと部分と靴底の張り替えサービスがあるのですが、今まで利用したことはありません。靴底がダメになるころには上の部分もダメになるからです。そのように履きつぶしたとしても一足で3年以上は使えますので、下手に安物の靴を購入するよりは安上がりではないかと思います。


 靴を道具の一つとして考えた場合、使用目的に応じて使い分けることも考えなければいけません。いくらペダラの履き心地がいいといっても、山歩きやMTBで遠出をするときに履くわけにはいきません。
車の乗車には結構使えるのですが、かかと部分を床につけた状態でのペダル操作にはやはり違和感があります。そのためドライビングにはアディダスのカントリーを履いています。ちょっと靴底が堅めなのが難点ですが、かかと部分がラウンドフォルムになっているため長時間のペダル操作も疲れません。


■靴にまつわる痛い話
 シンデレラのガラスの靴については、ほとんどの人が知っていると思います。しかし、その話の起源が中国にあることを知る人は少ないのではないでしょうか。


 ある男が自分にふさわしい伴侶を見つけようとしていました。条件は、自分が持っている革靴を履くことのできる女性・・・
ある家に3人の娘がおり、一番上の姉がその靴を履こうとしました。しかし足の幅が広すぎて履くことができません。そこで足の小指側側面部分を切断します。その状態で革靴を履いて男と家を出ますが、靴から血が滴っているのを見つかってしまいます。
家に引き返して今度は2番目の娘がトライします。しかしかかとが靴に入りません。そこでかかとを刃物で切断します。その状態で靴を履きましたが、やはり同じく途中で不正がばれてしまいます。
結局3人目の娘がその靴を履けたため、その男と一緒になったということです。

 この話は中国独特の慣習である、「纏足(てんそく)」がその根底にあるわけですが、ひとつの文化であるとはいえ、なんとも恐ろしいことであります。