コーネル大学式ノート

 4月から3ヶ月間、学校へ通うことになりました。
短い期間ではありますが、1日に6時間の授業を受けるというのは久しぶりのことです。


 授業と言えばノート作りというわけで、効率よく授業の内容を吸収する方法を探してみました。


コーネル大学式ノート取り法(The Cornell Note-Taking System)

  ●ITmedia Biz.ID:講義ノートの取り方と復習のコツ
    http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0610/23/news006.html

 今から40年ほど前に開発されたメソッドです。
ページを3つのパートに区切り、それぞれの領域に別の役割を持たせてノートを作成しながら学習を進めて行きます。
講義のあとの復習に重点を置いたシステムで、メソッドの通りに学習を進めれば、確実に講義の内容が身につくと思います。


 で、コーネル大学式でやってみようということになりました。
まずサイズですが、A4に決定。なぜなら、A5では小さすぎますし、B5もコーネル大学式に区切ってしまうと講義内容の記入欄が小さくなってしまうからです。

つぎにノートのタイプ。これはルーズリーフ式にしました。のちに並べ替えや追加・削除が発生する可能性があるためです。
A4サイズのルーズリーフは30穴。マルマンの5mm方眼タイプを選択しました。

●マルマン 書きやすいルーズリーフ http://www.e-maruman.co.jp/learning/loose-leaf/index.html



コーネル大学式ノートの作成
 ルーズリーフ式の場合、実際に記述するのは各用紙の表側のみにするのが原則です。よって、ノートを開いた右側のページにだけ3つの領域に区切る罫線を引きます。
ペンと定規を使ってもいいのですが、プリンタがあればお手軽・楽ちんです。

<手順>
1.http://www.eleven21.com/notetaker/ にアクセス。
2.下のほうにある「Create Your Personal Notepaper」を自分の作りたい内容にカスタマイズする。
 私の場合は、「Name」「Class Name」「Date」はいずれも空白。形式は「Blank」で「No holes,sucka」を選択。
3.「Submit」ボタンをクリック。1ページ目がコーネル大学式ノート、2ページ目がちょっと宣伝めいた英文のPDFファイルができあがります。
4.購入したルーズリーフをプリンタにセットして、上記PDFファイルの1ページ目のみを必要枚数印刷。ルーズリーフの場合、パンチ穴があるために2枚重なって給紙されることがたびたび発生しますので、印刷後は必ずチェックしましょう。


上記手順でとりあえず200枚を作成しました。


さて、ノート取りといえばマインドマッピングという方法もありますが、ひとつの手段としては使うことになると思います。ただ、すべてをマインドマップにしてしまうというのは無理があると思いますので、講義の内容に依存するといったところでしょうか。

実際に講義を受けてみないと分かりませんが、場合によってはテキストへの書き込み(テキストのノート化)がメインの作業になる可能性もあります。
●参照URL http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20041225
 上記リンクの記事は、講義を受けない独学での勉強に話しを絞っています。しかし、講義がテキストを元に進むのであれば、ノートは作成せずにテキストに直接書き込む方が効率的です。