ケータイ用ヘッドセット

 10年ほど前にPHS(旧DDIポケット 現ウィルコム)を使い始めてから、PHSやケータイで通話をするときは基本的にハンズフリーを原則にしています。
ハンズフリーと言ってもスピーカを使った通話ではなく、イヤホン型またはBluetoothヘッドセットを使用します。

 それらを使う理由は両手がフリーにできるため。通話中にスケジュールを確認したりメモをとったりする行為が、とても快適に行えるからです。


■Plantronics Discovery 655


 去年の5月くらいに購入。それ以前も別メーカーのBluetoothヘッドセットは使っていたのですが、専用のACアダプタで充電する必要があることと、デザインが良くなかったことから買い換えました。


  Discovery 655ですが、充電方法が3つ用意されています。
   ・ACアダプタ
   ・USBケーブル
   ・単4電池
 状況に応じて使い分けが可能ですが、パソコンがあればUSB、外出時に単4電池、といった運用をしています。ACアダプタは使ったことがありません。

車で移動することが多い人は、別売りのカーシガーライターアダプタを購入するのがいいと思います。


装着方法ですが、イヤーループは使わず、そのまま耳に差し込んだ状態で使用します。耳に差し込む部分はシリコン製で、S・M・Lの3種類が用意されています。
私の場合はLを使っていますが、しっかりホールドされるので、何かに引っかかったりしないかぎりは落下することはありません。


通話品質ですが、接続するケータイにも依存するようです。私はauのW52Tとペアリングして使用していますが、ヘッドセットとケータイの距離が70cm以上離れると、通話が途切れます。よって、通話の際にはケータイを胸ポケットに入れておく必要があります。この現象がケータイの機種によるものなのか、ヘッドセットそのものによるものなのか、テストをしていないので分かりません。

あと、W52T側の問題と考えられるのが、ケータイから直接ダイアルしたときに、ヘッドセットで通話ができないこと。こちらから相手にかける場合は、ケータイでいったんダイヤル操作をしてからすぐに終話ボタンを押し、その後ヘッドセットの通話ボタンを2回クリックしてリダイヤル動作を行うことで通話可能になります。
相手からかかってきた場合は問題なくヘッドセットで通話できるので、当面はこのままの運用にするつもりです。


余談ですが、この機種は映画「ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記」の中で使われています。


■LASH(LOS ANGELES SWAT HEADSET)

 LASHについて書かれている日本語のサイトはほとんどないようです。
つまるところ、声帯の振動を直接拾う「骨伝導咽喉マイク」を使用したヘッドセットです。ロス市警のSWATが初めて実用化したため、この名称がつけられています。
(ちなみに、聞く側である「骨伝導イヤホン」は、イギリスのSAS(Special Air Service)が初めて実用化したとされています)
 参照動画 http://www.youtube.com/watch?v=Z8tQLr2C3Fg
      http://www.youtube.com/watch?v=FIRerGVrEeg&NR=1


外部からの騒音を拾いにくい(実際はある程度拾う)ため、周りがざわざわしている人混みの中、駅の構内などでも、相手にとって聞き取りやすい送話が可能になります。

無線機用の咽喉マイクはけっこうあるのですが、ケータイ用は数年間に何種類か生産されたあと、現在ではほとんど見かけなくなりました。

前述の Discovery 655は自転車で走行中だったり、風が強い状態のときには送話に支障をきたします。しかし、咽喉マイクタイプのヘッドセットは風の影響をまったく受けないので、そのような状況下でもっとも真価を発揮します。



現在私が使っているのは上記の2タイプ。状況に応じて使い分けることになりますが、LASHタイプはやはりコードがじゃまになります。それに、常に装着していると「おかしな人」だと思われてしまう可能性がありそうです。
スーツを着ているときは Discovery 655の方が無難かもしれません。


●参照

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 上記DVDジャケットのキアヌ・リーブスがLASHを装着しています。実際のLASHはマイクが左右に2つありますが、私が使っているケータイ用のものはマイクは1つだけです。1つでもまったく支障はありません。