レッツノートR3のハードディスクご臨終

 つい先日に増設メモリが壊れたばかりのR3ですが、今回はHDが壊れました。
あまり外には持ち出さないR3を、ソフトケースに入れた状態でバッグに放り込んでいたのですが、知らないうちに電源スイッチが操作された状態になったようで、休止状態から勝手に起動状態になっておりました。そうとも知らずにあちこち歩き回っていたため、気がついた時にはHDから異常音がしており、画面には「HDない、HDない」と虚しい表示が繰り返されていました。


 さっそくHDの状態を確認すべく、開腹いたしました。しかし、この機種はHDを取り出すだけでもほとんどすべてのネジを外す必要があるという不親切仕様なので、かなり面倒です。しかも、ひとつだけどうしても緩まないネジがあり、プラスドライバーを頭につよく押しつけながらドライバーをレザーマンで回したところ、「クリンッ」と非常に小気味よく回転いたしました。ドライバーを見ると、先端部分が無くなっています。ネジの方を見ると、ドライバーの先端部分が埋め込まれたように残留しておりました(合掌)


 そんなわけで、作業はネジが1本外れないままに続行され、無理にHDをコネクタから取り外そうとしたため、HDのフィルムケーブルが切断されるという結末に。
とりあえず外したHDを外部HDケースに装着して、もう1台のノートパソコンに接続。しかし異常音が出てHDは認識されません。リカバリ領域のバックアップを取っていなかったため、WindowsXPも同時に天に召されたのであります。



■Wizpy
 さて、ここでR3をどうするのかが問題となります。増設メモリを先日買ったばかりですし、そのメモリはR4以降のレッツノートには使えません。なんとか継続して使っていきたいところです。
 そもそも今回のHD故障は、電源が入った状態のまま持ち歩いてしまったことにより発生したもの。やはり持ち歩きをする端末は、回転するものがない「ゼロスピンドル」が理想なわけです。
そこでいっそのこと、SSDを搭載しようかとも考えています。


 とりあえずの応急処置として、「Wizpy」を接続して使用しています。WizpyにはturboLinuxが搭載されており、HDを取り去った状態のR3も、Linux端末として稼働可能になります。とりあえずこの状態でネット専用端末として、何の支障もなく稼働中。しかも、非常に速いです。


 来週にMCAS Access2007の2回目の受験が終わってから、R3の今後を本格的に検討したいと思います。

●参照URL
  Wizpy  http://www.turbolinux.co.jp/products/wizpy/index.html