MCAS Access2007 2回目で合格

 2週間前に1回目を受験して不合格でしたが、本日2回目の受験でようやく合格しました。
問題数は前回と同じく29問。点数は1000点満点中、844点(最低合格点数は670点)
制限時間50分を目一杯使ってもなお、最後の1問で時間切れになりました。画面に試験終了の表示がされてから結果を表示するまでの数秒間は、「またあかんかもしれへん・・」と自信はまったくありませんでした。


 以上のように書くと、前回の試験からあまり勉強をしていなかったように思われそうですが、実際にはかなり時間をかけて打ち込んでいたのです。

 使用したテキストは以下の通り。

●基本書
 1.よくわかるAccess2007基礎
 2.よくわかるAccess2007応用
 3.よくわかるマスター MCAS Access2007完全マスター1 公認テキスト

よくわかる Microsoft Office Access 2007(基礎)
富士通オフィス機器
489311672X

[よくわかる] Access2007応用
富士通オフィス機器株式会社(FOM出版)
4893116738


●参考書

Access 2007/2003/2002/2000「クエリ」完全マスター―根本の定番技からステップアップの実践テクニックまでAccess 2007/2003/2002/2000「クエリ」完全マスター―根本の定番技からステップアップの実践テクニックまで
高橋 良明

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●データベース一般

これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの書き方まで-これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの書き方まで-
谷尻 かおり

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基本書の1と2はそれぞれ2回。3は4回。参考書はほとんど使用せず。最後の書籍は1回だけ通読しました。


結論としては、
 1.まず「これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの書き方まで」を1回通読。
 2.続いてFOM出版の「基礎」を2回。
 3.FOM出版の「応用」を2回。
 4.FOM出版の「標準テキスト1」の全問題を完全に解けるまで繰り返す。

以上の勉強法で合格可能と思われます。

 より高得点を狙うというのであれば、テキストには記載されていない演算や細かいプロパティ設定など、他の参考書を参照しながら調べるのがいいと思います。
しかし、FOM出版の3冊を完全に習得することを目標にしたほうが、合格するという目的の達成には有効かと思います。


■「標準テキスト1」の使い方
 FOM出版のテキストには、それぞれCD−ROMが1枚付属しています。
「基礎」と「応用」は、テキストの内容に沿ったデータベースファイルとフォルダがパソコンにコピーされ、学習するときにはアクセス2007を起動させて該当のデータベースファイルを開きます。あとはテキストに従って操作やファイルの保存を行うわけです。そのためCD−ROMは最初の段階でしか必要になりません。


 一方「標準テキスト1」は、実際の試験に近い問題形式を取っているため、専用のソフトがインストールされます。そのソフトの上でアクセスを操作するイメージになります。
問題を解いた後には採点ボタンを押します。すると結果が○か×かで表示され、必要があればもう1度やり直せます。
また、付箋を付ける機能もありますので、間違った問題や自信がない問題には印をつけておけます。「基礎」と「応用」の2冊をしっかり習得していれば、半分近くの問題は繰り返し解く必要はないでしょう。理解が不十分な問題にはどんどん付箋機能でマークをつけ、マークのついた問題だけを何度も繰り返す方が効率的です。

 「標準テキスト1」では、専用のソフトを使うときにCD−ROMをドライブにセットしておく必要があります。
いちいちCDを出し入れするのが面倒なので、以下のソフトを利用させてもらいました。
利用にあたっては法律を遵守の上、自己責任でお願いします。

CD Manipulator
http://download.seesaa.jp/contents/win/system/backup/10295/

DAEMON Tools Lite 4.12.0
http://cowscorpion.com/MultimediaTools/DAEMONTools.html

注意:DAEMON Toolsをインストールする場合、デフォルトのまま「はい、はい、はい」とやってしまうと、勝手にアドウェアがインストールされてしまいます。インストールするコンポーネント選択画面で、「DAEMON Tools Search Bar」のチェックボックスをオフにするのを忘れないでください。


■あくまでエンドユーザーとしての試験
 この試験はエンドユーザーとして、どれだけアクセスの機能を使うことができるかを検定するためのものです。
ここからさらにデータベースの知識を身につけていくようにするのか、またはエクセル・ワードなどのエンドユーザー向けの資格へと水平方向で幅を広げるのか、それは人それぞれの環境や目的によって違ってくると思います。
私の場合はもう少しデータベースに関して掘り下げて勉強を続けようと考えています。ただ、私はもともとテキスト主義者なので、「sedawkがあればええわ」となってしまうかもしれませんが・・