PDAでのネット閲覧

 先日も書いたように、手持ちのPDAでインターネットするときには、ウィルコムのカード型端末をブルートゥース(以下BT)アダプタに差し込んで通信しています。

PDAだけではなく、ノートパソコンであるレッツノートR3もUSBタイプのBTアダプタを差して通信可能な状態にしてあります。
ただし、レッツノートは普段のお出かけでは持ち出すことがないため、いざ何かをじっくり調べたいときにはpalmT3を使用することになります。
しかしT3の画面サイズは、老眼進行中のじいちゃんになりつつある私にとってちっちゃすぎるのであります。

 あと、ブラウザによる制限によって見たいページにアクセスできない場合も結構あります。
その時にはWM端末であるTreo750vを使うことになるのですが、こちらはさらに画面がちっちゃいですので虫眼鏡ゴーグルを頭に装着したくなります。


 じっくりと調べ物をしたいときは、やはりフルキーボード付きで大画面ハンドヘルドタイプの端末が最適です。
しかし現在ではそのような端末はほぼ絶滅してしまいました。現在販売されているのはPSION NETBOOK PROだけでしょう。
今現在、PDA工房から59800円にて販売されていますが、去年の7月くらいには34800円でした。
定期的に送られてくるPDA工房からのお買い得情報は、いつも適当に目を通しているのですが、この製品も「いくらPSIONでも、WinCEじゃねぇ・・」とそのまま詳細は確認せずにいました。
しかし、改めてそのスペックを見ると、えらくとんでもないくらいに各種スロットを搭載しており、装着できない装備はないくらいに拡張性が高そうではありませんか。

でも、新品で59800円はあまりにも高すぎ。発売当時に17万円したといってもちょっと受け入れられない値段だと思います。ヤフオクでは3万円台半ば前後が相場のようですが、最近はあまり出品されていないようです。

まあ、サイズ的にも重量的にも同じくらいのレッツノートR3で当面はしのいでいくしかないかなぁと感じる、今日この頃でありました。


 PSIONですが、アンディマクナブの小説「クライシス・フォア」の中で、主人公のニックストーンが使用しています。PCカードを抜き差ししたり、携帯電話と接続して圧縮バースト通信したりする描写があります。
この小説の原著が発行されたのは2000年ですが、その当時の英国情報部工作員が実際にPSIONを使用していたかどうかはわかりません。しかし、当時の英国ではPSIONのシェアが一番高かったころだったと思います。
現在の工作員がどんな端末を使っているのか知りたいところです。早く次の翻訳を出して欲しい・・・

●参考書籍

404279002Xクライシス・フォア (角川文庫)
アンディ マクナブ Andy McNab 伏見 威蕃
角川書店 2001-09

by G-Tools