箕面からの花火鑑賞計画失敗・・

 8/4は淀川での花火の大会でした。いつもならMTBで淀川河川敷まで行き、比較的近いところから鑑賞するのですが、「空気のきれいな、誰もいないところから鑑賞しよう」ということで、常人には思いもつかないような、箕面の山の上から鑑賞することを計画しました。


■計画
 花火は19:50〜20:40の予定。なので、1900時に箕面 勝尾寺裏の開成皇子の墓近くにある、南方面を一望できる岩場に到着。夕食をとってから花火を双眼鏡で鑑賞したのち、夜間行軍を行いながら下山する。
以上のおおざっぱな計画を立てました。


 次いで、詳細を検討します。夜間行軍となるために、フラッシュライトの準備。去年の12月を最後に山登りに行っていないため、久しぶりに「FoxFury Performance OutDoor UPGRADE」を取り出しました。スイッチを押して点灯するのを確認。念のため再度スイッチを押しますが点灯せず。その後何度スイッチを操作しても点灯しません。電池を入れ直しても同じ。コードには見た目には異常がありません。
電池を交換したところ点灯。しかし、2回目の点灯テストではやはり点灯しません。そこで、じっくりと電池ケース内部の構造を観察してみました。この電池ケースは、単3電池4本を、縦2本x2列にセットする構造。+極、−極が接する部分の作りがかなりいいかげんで、うまく接触できていないと判断。間に折りたたんだアルミホイルをスペーサー代わりに挟み込んで、ようやく正常に点灯するようになりました。予備の電池とともに、予備のアルミホイルも持って行くことに。

フラッシュライトは、予備として3W LED MINIMAGも持参。頭に装着するためのヘッドストラップとセットにしておきます。


あとの装備は通常の日帰り山行用のもの。ビバーク用のツエルトは、当然のように標準装備です。シュラフ(寝袋)は、気温が高いため持参せず。シュラフバーも外しました。


■移動
 少し出発が遅れたため、大阪駅に到着したときには浴衣姿の女性がかなりたくさんいました。阪急電車宝塚線箕面線と乗り継ぎ、箕面駅には1635時に到着。改札を出た左手にあるコンビニで、あんパンとクリームパン、電解質ドリンクを購入。クリームパンと電解質ドリンクを摂取し、腸脛靱帯炎用のストレッチ(足をのばしたまま左右交差させ、前屈)を入念に行ってから歩きだしました(1649時)

1725時 滝の上にあるドライブウェイに到着。
1835時 蝶の道北端到着。

8ヶ月ぶりの山行であることと、高い湿度と気温から大量の汗をかいたことにより、肉体的にかなり消耗してしまいました。当初の計画を遂行する場合、まだきつい登りを続けなければなりません。腸脛靱帯炎の発症も心配だったため、このまま下山することにしました。

すでにかなり暗くなっているため、ブーニーハットの上に「FoxFury Performance OutDoor UPGRADE」を装着。
いつもなら谷山尾根を通って下山するのですが、今回はまっすぐ南下して外院へ。途中で左側の腸脛靱帯炎を自覚。次いで右側も同じく発症。このルートは、かなりはやい段階で林道に出るため、悪化する前に比較的楽な下り坂となり、大事にはいたりませんでした。
もし当初の計画通りにしていた場合、途中で歩けないくらいに症状が悪化し、まちがいなくビバークを余儀なくされていたでしょう(それはそれでいいのですが・・)


1925時 下山。

歩いて阪急北千里駅へと向かいます。途中で花火の音が聞こえ始めました。
「また失敗やった・・」
自己憐憫にひたりながら、とぼとぼと帰路についたのであります。