文房具店デルタ 新装オープン

 ローカルネタです。ジュンク堂大阪本店が入っているアバンザ1Fの文房具店「デルタ」が、本日新装オープンしました。

 本日仕事が終わってから立ち寄ったのですが、以前はぼんやりしていたコンセプトが、かなり明確な形で示されていました。


■高級文具とマス市場文具
 以前から単価の高い高級文具は置いていたのですが、それらは同一の製品群と同じ場所に展示されていました(つまり、ノートならノート、ペンならペン等)
ところが今回の改装によって、高級文具をすべて同一の場所にまとめて展示し、マス商品と明確に区別しています。

 このような展示コンセプトとしてもっとも象徴的な製品が、「タイムシステム」です。
改装前には影も形もなかったこの製品が、バインダー・リフィルなど、大阪市内でも屈指の品揃えとなっています。一方、以前から置いてあったシステム手帳は、マス商品のコーナーにこれまでと同じようにそろえてあります。

高級文具に関しては、ただ展示しておくだけではなく、十分な商品知識を持った店員による、顧客へのコンサルティングが必要かと思います。
各ブランドが持っている「伝説」をもう少し表に出して、興味を喚起するようにしないと、指名買い以外の顧客には訴求できないでしょう。


■基本を押さえた品揃え
改装された店に入った瞬間、一番心配したのがこれまで置いていた商品が無くなっているのではないかということでした。たしかに姿の見えなくなった商品も多数ありましたが、それらはあまり売れてなさそうな子供向け輸入文具や、バラエティグッズ的な商品のみでした。オフィスに無くてはならない製品はこれまで通りそろえてあり、普段からここで文房具を購入している人も一安心といったところでしょう。