情報源としての新聞の位置づけ

 社会人になってから、日本経済新聞日経流通新聞の2紙をずっと購読しています。しかし、日経流通新聞はともかく、日本経済新聞については購読をやめることを検討中です。

■Podcastの「聴く日経
 理由のひとつが、Podcastで無料提供されている「聴く日経」です。この番組は長さが30分弱で、毎朝06:50頃にダウンロード可能となります。内容はほとんどが日本経済新聞とだぶりますが、翌日の朝刊に掲載される情報が先行で提供されることも多く、紙の新聞のみで情報収集している人よりもほぼ丸一日先んじる場合もあるわけです。

 紙の新聞という形態そのものが、すでに時代の流れに完全に遅れていると判断せざるを得ません。ただし日経流通新聞の場合は、新聞というよりも週刊誌に近いメディアと言えます。速報性よりも、あるテーマを掘り下げてよりつっこんだ内容になっているため、よりストック情報寄りと言えるのです。
 一方日経の場合はそのほとんどがフロー情報です。速度の面ではネットにはとても太刀打ちできません。

 しかし、ネットが紙の新聞に追いついていない点がひとつあります。それは「折り込みチラシ」です。スーパーの特売情報など、大手ではすでにネットで提供していますが、住んでいる地域内の小売店すべてがネット対応しているわけではありません。この点さえクリアできれば、日経のほうは速攻で解約したいと思います。