ウィルコム、ついに定額音声通話サービスへ。しかし・・・



定額通話ではありますが、あくまでウィルコムPHSを使っている人同士に限られるようです。もちろん他社携帯電話や一般加入電話に対してまで定額制にしてしまうのは採算が合わないと思います。


問題はこのサービスがどれだけ消費者に訴求するかです。
 友達同士や、恋人同士など、同時にウィルコムに加入することで、定額のメリットをフルに享受できる見通しがあるなら、携帯からユーザーが流れてくることもあるでしょう。しかし、それだけでは獲得ユーザー数は予想を大きく下回ることになると思います。


長期的にユーザー数を増やすのであれば、他社携帯電話や一般加入電話への通話料金を現在より安くして、通常の料金プランでも割安感を出す必要があるのではないでしょうか。
また、現在の携帯は、音声通話はその機能の一部にすぎません。携帯各社に比べて劣っているコンテンツサービスなどをより充実していき、それらの具体的な情報を消費者にもっと知らせていく努力が必要だと思います(現時点での広告はイメージ広告にかたよりすぎです)