普通救命講習

 先月から申し込んでいた「普通救命講習」を受けてきました。
内容とレベルは、運転免許取得時に義務づけられている「応急救護処置講習」と同じくらいらしいです(昔は義務づけられていなかった)


 10時からの予定なので、講習会場の消防署へ15分前に到着。すでに半数くらいの方が到着して、地震対策のビデオを見ていました。受付をすませてパンフレットをもらい、適当ないすに座ってビデオを見ます。徐々に受講者も集まり、20人ほどがそろったところでいよいよ始まりました。
と言っても、またもやビデオ。20分ほどの長さの、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなどをまとめた内容になっています。


ビデオのあとに、救急隊員から直接圧迫止血法と、けが人の搬送方法の説明を受け、2グループに分かれて人工呼吸と心臓マッサージの実技となります。


講習をしていただいている救急隊員は、もし出動要請があればとびだしていかなければなりません。この消防署は2チームで稼働しているため、出動することになってももう一つのチームが代わりに講習を続けてくれるとのこと。そこでさらに出動要請があれば、本部の方が続けてくれる模様。
 一人一人順番に実技を行い、3分の1が終わったところで、講習会場に緊急ブザーが鳴り響きました。出動要請がかかったのです。
入れ違いに別の救急隊員が講習を引き継ぎました。代わりに来てくれた人のしゃべりが非常におもしろかったです。へたな落語家や漫才師より、よっぽどハイレベルでした。
しかし、またもや3分の1が終わったあたりで緊急呼び出しが。今度は本部詰めの人がやってきました。そして残りの3分の1の方々も実技を終わり、講習会は終了となりました。
最後に「普通救命講習修了証」が各自に配られ、おみやげの「一方向弁付き呼気吹き込み用具」をひとつ頂いて解散。時間はちょうど2時間でした。


受講だけしても、きちんと復習しておかないとすぐに忘れるのが普通です。しっかり復習して、いざというときに間違いなく救命措置を行えるようにしていきたいと思います。