AERA 04.11.8号 直下型地震全国危険マップ

日本の活断層と、今後30年に地震が発生する確率が掲載されてます。
大阪では「上町断層」が今後30年のうちに「3%以上」の確率で発生する模様。震度の記載はありませんが、「Newton ニュートン別冊 せまり来る巨大地震 大震災は必ずやってくる」によると、大阪市やその周辺都市でも「震度7・6強」となるようです。
被害予測は、建物全壊86500棟、半壊87200棟、死者5100〜5900人、負傷者2万〜4万2000人となっています。


直下型で被害が局地的な場合、5日分の備蓄があり、それらが持ち出せる状況であれば、6日目からの水や食料は、周辺の都道府県からの支援でなんとかなるでしょう。
しかし、海溝型の「東海・東南海・南海地震」(短期間に続けて発生する可能性が高い)が発生した場合、被害が広範囲となるため、周辺地域も被災地となります。しかも、被災を免れる地域は日本海側がメインとなるため、太平洋側との人口比を考えると、物資が不足することは確実です。
海溝型に対する備えとしては、最低2週間分の水・食料・燃料を用意する必要があるでしょう。


■私の備蓄品リスト
では、実際に何を備蓄すればいいのでしょうか?


<水> 
なにはなくともまずは「水」です。飲料用と生活用の両方を考える必要があります。
・飲料用  
 サン・アルデオール
 保存期間が7年。20Lと10Lの2タイプがあります。
 上記のもの以外に、ペットボトルのミネラルウォーター。保存期間は1〜3年。
 実際に断水になった場合、まずペットボトルのものを使用し、それがなくなればサンアルデオールを使用するようにします。
 一日の使用量は、一人あたり2〜3リットルは必要でしょう。夏場にはさらに多く必要になる可能性があります。


・生活用
 ポピュラーなのが、風呂桶に水をためておくこと。いざというときはこれだけでもトイレや洗い物に役立ちます。地震の被害状況によっては節約しながら使う必要ありです。


<食料>
水にもあてはまりますが、「入れ替えの手間がかからない」ことがまず必要です。保存期間の短いものは、知らないうちに期限切れになり、いざというときに使用できないことがあります。
 ・サバイバルフーズ  
 ・サバイバルカプセル

 いずれもフリーズドライで、お湯または水で戻して食べます。クラッカーはそのまま食べられます。
 上記に加えて、保存期間の短い食品を備蓄しておき、いざというときは保存期間の短いほうから使用します。


<燃料>
 ・カセットガスコンロ カセットガスボンベ
 ライフラインのなかでは、ガスの復旧が最も遅くなるのが通例です。よって、備蓄も多くしたいところですが、地震後に火災となった場合、ガスボンベの爆発などの危険がありますので、保管場所に注意する必要があります。


<照明>
 ・懐中電灯 手動で蓄電できるLEDライトが最適です。
  単三電池を使用するなら、太陽電池の充電器を用意したほうがいいでしょう。
  


<保温>
 ・サバイバルシート
  毛布3枚分の保温力があります。ほんとうにあったかいです。
  ただし、切れ目が入るとそこからすぐに裂けてしまうので、複数用意する必要あり。


ざっとこんなところです。ほかにもいろいろ必要なものはありますが、上記の分は「最低限」のものです。かならず準備しておくようにしましょう。


非常食サバイバルフーズ 60食用
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品質保持期限 5年間防災用品非常食サバイバルカプセル
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サン・アルデオ−ル 20Lタイプ
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LEDコンバーションキット(ミニマグAA用)
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ハイマウント サバイバルシート  [13348]
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バイオレッタ・ソーラーギア
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せまり来る巨大地震―大震災は必ずやってくる

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