「ツール・ド・奥の細道 清志郎!1000キロの旅」再放送予定
●プレミアムカフェ ツール・ド・奥の細道 忌野清志郎(初回放送:2002年)
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3599/2325431/index.html
2018年5月3日(木) 午前9時00分
2018年5月4日(金) 午前0時45分
私の知る限りではほぼ16年ぶりの再放送だと思われる。なぜこんなに長期間再放送がされなかったのかは不明。とりあえず二日とも録画予約をしておいた。
ただ5月3日の放送分は、BS1「ブレイブ 勇敢なる者」の再放送とかぶってくる。このシリーズも見たことがない人には是非ともお勧めしたい。とくに今村核弁護士が登場する「えん罪弁護士 完全版」は、日本の司法システムがいかに恐ろしいものであるかがよく分かるので必見である。
●「えん罪弁護士」 100分完全版
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2225535/index.html
■今日の動画
飯島真理 reunion
https://www.youtube.com/watch?v=OMR076THHlU
聴竹居(京都府乙訓郡大山崎町)
先日テレビで取り上げられているのを見て、ひと月ほど前に予約し、見学に行ってきた。
●参照URL
公式サイト
http://www.chochikukyo.com/
一般の見学は週に3日で、一日4回に分けての見学となる。写真の撮影はあらかじめ所定の書類をプリントアウトして必要事項を記入しておき、見学するときに提出する必要がある。撮影した写真をブログやホームページなどに無断で掲載することは禁じられており、許可をもらわなければならない。
見学は係のかたの説明を聞きながら1時間ほどと、その後は時間の制限がくるまで自由に見ることができる。
写真撮影は他の見学客の邪魔にならないようにしなければいけない。シャッター音を小さくできて、取り回しもいいコンデジが使いやすいだろう。室内は照明が暗いので、なるべくF値の小さい明るいレンズが適している。
写真撮影の許可を受けたとき、首にかける許可証を貸与されるが、帰り際に返し忘れないよう気をつける必要がある(私は危うく返し忘れた)。
説明内容をメモするのには、いつものようにシステムダイアリーを使った。以下に、その内容の一部を箇条書きで書いておく。
・聴竹居を建てるまでに、藤井厚二は実験住宅を建てた。聴竹居のすぐ横にある茶室のあるあたりに、水平方向に回転する住宅を建て、700日ほどかけて日の当たる方向・角度、壁や室内の温度変化、風の吹いてくる方角や流れなどのデータを収集した。それらのデータを元に修正を加えていき、最終的に聴竹居を建てた(詳細は藤井厚二が著した「日本の住宅」に記載されている)
・屋根が緩やかで、庇が長い。これにより夏の日差しを遮り室温上昇を抑える。冬場は日が低いので室内まで日光が入る。聴竹居の庇の長さは、宮城県から九州までの範囲で適合する。
・小舞壁を使うことで湿気や温度がこもらないようにしている
・1928年の建築当時では異例と言える天井の高さ
・居間は30平方メートルあり、家で生活している家族が中心となる設計(客間は狭い)
・居間の天井灯(円形)は3つで、サイズがそれぞれ異なる
・実験住宅(聴竹居を含む)の建築費用は、藤井厚二の兄が出している(藤井家はたいへんな資産家だった)
・神棚・仏壇は格納されていて、普段は目に見えない状態になっている
・サンルームの天井から屋根にかけては仕切り板で2層構造になっており、銅板の屋根からの熱は仕切り板によって作られた空気の層によって室内へと及ばないようにしてあり、屋外へと排出される
・サンルームのガラスはドイツ製で、建築当時から現在まで1枚も割れていない。阪神淡路大震災の震度5でも被害がなかった
・サンルームの窓枠は、開閉した時に隙間ができないような削り方がされている
・各部屋の敷居は完全にバリアフリーになっていて段差はない
・お風呂を沸かすのは薪を使うが、それ以外の熱源(コンロ、冷蔵庫、電気温水器)・照明はすべて電気(オール電化)
・サンルームに置いてある電気ストーブは藤井厚二のデザイン。電源投入直後は電熱線が赤くなるが、その後青くなる
・勉強部屋は作り付けの机が3つ(娘二人と藤井厚二がそれぞれ使用)
・各机に、電気スタンド用のコンセントがある。また、天井は明りが反射しやすいよう竹で編んである
・娘の机にはプライバシーを保護するため鍵付きの引き出しが備え付けてある
・客間は椅子・ソファーとテーブル。椅子は和服に帯をした女性の服装に対応したデザイン
・蓄音機が置いてあるが格納されたまま音が流れるようになっている
・食堂は外から見えないように15cm居間より高くなっている
・食事は台所で女中が作り、引き戸を開けて食堂側に出す
・調味料などを収納している棚は、台所側からも食堂側からもアクセスできる
・食堂の天井にはかつて金箔が装飾されていた。そのため食堂にある天井灯のサイド部分には、明かりがもれて金箔を照らすように穴が穿ってある
・台所にはスイス製の電気冷蔵庫がある。触媒はアンモニア
・シンク横には生ゴミ用のダストシュートがあり、噴霧状にした水を勢いよく吹き付けることで、ゴミが付着しないような構造になっている
・台所の壁やタイルは白で統一されていて明るい
・風呂は薪を使っているため、メンテナンス業者専用に潜り戸が作られている
見学前に何冊か聴竹居関連の本を読んでいたが、それらには書かれていない内容がたくさん聞けた。係の人によって説明のポイントが違っているらしいので、1回と言わず各季節ごとに訪れたいと思った。ちなみに今の時期は新緑がとてもきれいである。
このような住宅が90年前に建てられたとは、驚くばかりである。建物そのものは部分的にかなり老朽化しているところもあり、以前は立ち入って見学できたところが立ち入れなくなった部分もあるらしい。
今のところ一般見学では日本語のガイドしかなされていないようだ。同時刻に見学していた人たちもすべて日本人だったので、京都市内の観光客とは違って外国人の数は極めて少ないと思われる。
■今日の動画
John Coltrane - I Wish I Knew
https://www.youtube.com/watch?v=ju02Q2dfYDw
駒井家住宅 駒井卓・静江記念館 京都市
しばらく前から、建築物への興味が増してきた。寺社仏閣のような建築物は今後も長きにわたって残っていくだろうし、見学できなくなることも少ない。
一方、個人の住居として使われるような戸建て住宅などは、経年劣化のため取り壊されてしまったり、人が住まなくなったために見学が不可能になったりする。
見学可能なところは今のうちにできるだけ見ておこうということで、今回は京都行きのついでに表題の住宅を見てきた。
●参照URL
http://www.national-trust.or.jp/protection/index.php?c=protection_view&pk=1490651710
https://www.facebook.com/events/353793978362735/
普段は金曜・土曜のみ一般公開となっているが、4月と5月には短期間ながらも特別公開日がもうけられている(上記フェイスブックを参照)。
4/2(月)に見学に行ったのであるが、早い時間帯であったためほぼ一人だけで館内を見学できた。
もともと普通の住居であるため、門を通って玄関に行き、玄関で靴を脱ぐ。靴箱はないのでスノコの横に靴はそろえて置いておく。廊下に並べてあるスリッパを履いてまっすぐリビングへ入ると左手に受付がある。誰もいなければ声をかけるか、玄関に置いてあるベル(押すとチーンと鳴るやつ)を鳴らせば人が出てきてくれる。
ボランティアの方が数名いるので、まずは説明を受けながら全体を見て回る。人によって説明のポイントが多少違っているようなので、あらかじめネットの情報をなるべくたくさん調べておき、自分が見たい箇所を把握しておいたほうがいいだろう。
一通り説明を聞き終わってから持参したデジカメ(Lumix LX7)で写真を撮っていく(室内・外観ともに写真撮影は可能であるが、三脚の使用は禁止とのこと)。
一眼レフも持参していたのであるが、F値が小さくレンズ交換不要で広角も撮影できるLX7を使用したのは正解であった。
1階に和室があり、ここだけはスリッパを脱いで靴下で入る。穴の開いた靴下を履いていかないよう注意したいところだ。
座ってはいけない椅子にはそのように書かれているし、触ってはいけない物にも同じように掲示がなされている。入ってはいけないところはロープで仕切られているので、それらの表示を見落とさないようにしたい。
また、敷居や畳の縁を踏まないようにするのは当然のことである。
2階へと上がる階段はさすがヴォーリズ建築といったデザインであるが、見た目だけではない。生前、駒井静江さんは自宅にいるときは和服をお召しだったようで、和服でも上り下りがしやすいよう設計されているとのことだった。
2階には寝室・駒井先生の書斎がある。蔵書はそのまま残されているようで、作り付けの書棚に収められていた。ただ、紫外線対策のために赤いカーテンがかかっており、そのためかホワイトバランスを調整してもかなり赤みがかった写真しか撮れなかった。
寝室とつながったサンルームからは、大文字山が見える。ロッキングチェアが置いてあり、係の人に促されて座ってみたが、送り火を見るには特等席といったところだ。
白川疎水のすぐ横に位置する立地は、実に閑静で観光客もほとんどいない。銀閣寺や修学院方面あたりを観光するなら、この駒井家住宅の見学もおすすめしたい。
■今日の動画
U.D.O. - I Give As Good As I Get (official clip, 2011) AFM Records
桜2018
昨年は桜撮影をする気力がなかったためほとんど撮りに出かけなかった。有名なところは人も多いし、渋滞に巻き込まれるのも面倒なので正直気が進まなかったのである。
今年はもう少しやる気を出そうということで、有名どころ以外にも撮影して回るように頑張ってみるつもりだ。ただし、例年と比べて開花・満開へとあっというまに至ってしまった。残るは桜吹雪といったところなので、普段はあまり使わないシャッター優先モードでの撮影を練習しておきたい。
■今日の動画
the SLoT - F5
https://www.youtube.com/watch?v=A3q9JiqjUy8
神の数式 完全版 第3回・第4回放送予定(NHK BS1 2018/03/17 12:00 - 13:50)
2018/03/22(木) 11:00-11:50 NHKBS1
神の数式 完全版 第3回「宇宙はなぜ始まったのか〜残された“最後の難問”〜」[再]
2018/03/23(金) 11:00-11:50 NHKBS1
神の数式 完全版 第4回「異次元宇宙は存在するか〜超弦理論“革命”〜」[再]
NHKオンデマンドの特選ライブラリーで、全4回完全版が視聴可能であるが、なぜかテレビでの再放送がなされない状態が数年にわたって続いていた。
いつ再放送されてもいいように、Panasonicのディモーラというサービスに「神の数式」というキーワードを登録して自動で録画予約するように設定していた。しかし、どういうわけか明日の再放送がひっかかっていない。設定を確認すると、自動録画をする設定ではリストアップされず、自動録画しない設定ではリストに表示されるという不具合が発見された。他のキーワードでは正常に自動録画されるのに、なぜ「神の数式」だけが不具合を起こすのかは不明である。
第3回・第4回が再放送されることがわかったとき、第1回と第2回は見逃してしまったのかと思った。しかしながら、過去のテレビ番組表を調べても放送された形跡がない。そこで思い至ったのがホーキング博士の逝去である。おそらくホーキング博士がかかわってくる3,4回のみを今回放送することにしたのであろう。できれば1,2回も同時に放送して欲しいところだ。南部陽一郎博士の「自発的対称性の破れ」に関するくだりは、日本人として誇りに思えるからである。
■今日の動画
SALVATORE ACCARDO SUONA PAGANINI-"CADENZA IN MI MINORE" 1974
https://www.youtube.com/watch?v=uQ7__OUB54c
VZエディタ テキストファイル保存時の不具合対処
2日前より発生。日記ファイル(行動記録)を入力後、自動保存または手動保存したのち、過去の特定日付に保存した段階まで戻ってしまう。そのため、特定日付から保存操作時までに入力した内容が消えてしまう状態。
テンポラリファイルがからんでいるようだが、私のスキルでは原因を特定できない。とりあえずノートパソコン(Panasonic CF-R5)のバックアップから最新の日記ファイルを200LXに戻しておく。
その上で以下の作業をして再発しなくなった。
<対処法>
HP200LXにて、
CTRL + ALT + DEL すぐにALT押下。
数字4押下 これでAドライブを生DOSで起動させる。
日付 時刻はenterのみ押下してプロンプトまで持っていく。
A:\JKIT\EMSINST enter押下。
120 enter押下。これによりEMSを120ページに設定する。問題が起きれば上記と同じ手順でページ数を減らす。
とりあえず120ページで現象は消えた。
以上の対処方法は、VZマクロのCLIPで取ったメモをそのまま貼り付けたもの。
最近はHP200LXの使用頻度が上がっているため、とにかく異常が出ずに動いていて欲しいところである。HP200LXはネット関連については厳しいので、WindowsXPとLinux mintをデュアルブートにしてあるレッツノートCF-R5(予備も含めて3台ある)も併用している。
XPはDOSソフトとOffice2003(ここまでさかのぼらないとロータス1-2-3との連携が取れない)をスタンドアローンで利用。Linux mintはネットにつなぐときに利用。最近のLinuxは10年前のものと比べるとかなり重くなっているのがちょっと問題である。
■今日の動画
Charlie Parker & Coleman Hawkins 1950.wmv
https://www.youtube.com/watch?v=Ta_UByyi4Z0
苫小牧市でロードサービス社員男性が死亡した件
NHKのニュースでは表面的な事実をあっさり伝えて終わってしまった。しかし、民放のニュース並にこの事故をつっこんで検証した報道をNHKは行うべきである。
「不要不急な外出は控えて」とニュースで訴えながら、NHKの記者が今回のような気象条件のなかシカ撃ちに出かけて、このような事態を引き起こしたのは言語道断である。
突然の天候悪化により、予測不能な状況に陥ったというならともかく、今回の天候悪化は数日前から予測されていた。さらに何度も気象庁から注意の呼びかけがなされ、報道機関も報道をしていた。そのような状況であるのに、自らの娯楽のための狩猟にでかけたのである。まったく許しがたい自分勝手な行動であるといえる。
民放の報道内容を見ると、ロードサービス会社側の行動にもいくつか判断ミスが含まれているようだ。低体温症の怖さと、悪天候で行動不能になった場合の対処方法をあらかじめ十分把握しておく必要があるだろう。
今後温暖化がすすめば、今シーズンのような寒波襲来はめずらしくなくなる可能性がある。救助を必要としないような行動を自らの判断でとれるようにするのが、もっとも重要なことなのである。
●参照日記
大雪に備えた車載道具
http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20170124
私は今までにたくさんの誤りを犯してきましたが、幸運に救われたことが何回かありました。でも、いつも命を危険にさらしていれば、そのうちに必ず死にます。
心得ておくべきは、「これは自分にはできる。しかし、これはできない」ということです。「これは自分の限界だ。これ以上は上に行けない。もう少し低いところにいよう」ということを時々刻々心得ていることはクライミングの基礎の一部です。しかし、何回も限界を超えて登っていると、必ず死にます。登山術とは生き残ることで、死ぬことではありません。・・・・
私は非常に用心深い男です。「これは自分にはできないな」と感じれば、できるという確信を得られるまで長いこと待ちます。いちかばちかということはしません。
「ビヨンド・リスク」p31
低体温症にかかりはじめると、中央のサーモスタットが反応し、熱を四肢から体の芯に引き寄せようとする。そうなると、手足がこわばりはじめる。芯の温度が落ちるにつれて、体は頭からも熱を引き寄せ、血の循環が悪くなって、頭脳が必要とする酸素や糖が得られなくなる。それがほんとうに危険なのは、なにが起きているかという自覚がないことだ。低体温症が真っ先にやるうちのひとつは、自分を救おうとする意志を奪うことだ。ふるえるのもやめ、心配もしなくなる。それどころか、死にかけていても、いっこうに気にならなくなる。脈拍が不規則になり、眠くなって意識がもうろうとし、やがては意識を失う。治すには外部から熱を与えるしかない――火、温かい飲み物、あるいは他人の体で。
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■今日の動画
【レスキュー 『篠原 秋彦の軌跡』1_6】
https://www.youtube.com/watch?v=5HvWVAi9d4Y