滋賀県行政は、ビワイチ専用駐車場を整備すべき


 ビワイチ(琵琶湖を自転車で一周すること)を観光客誘致の目玉にしようと滋賀県行政が躍起になっているのであるが、いくつか問題が出てきている。
 中でも最近特に目立ってきたのが、自動車で滋賀県入りした人たちがビワイチのスタート地点として湖岸付近の道の駅に駐車するケース。場所によっては駐車スペースのほとんどが車中泊やビワイチ関係者に占められてしまい、本来の目的で道の駅へやってきた人たちの駐車が困難になっていたりするのである。こんなことでは各道の駅の業績が悪化しかねない。業績悪化による施設閉鎖などが発生すれば、観光客そのものの減少にもつながってしまうだろう。


 また、道路の整備も早急になされなければならない。ここ最近、目に見える形で整備されたと言えば、主に湖北あたりで見られるようになった自転車向けの道路ペイント。ただし車道の左端にただ描いただけのものなので、自転車利用者への道案内程度にしか役立っていない。このような道路ペイントは、最近京都市内でも見られるようになった。ただし、滋賀と京都ではペイントのデザインや配色が違っていたりする。まずは共通のデザインで統一するようにしていくべきだろう。
 また、歩行者・自転車・自動車がそれぞれ安全に移動できるようにするには、道路の拡張そのものに取り組む必要があるだろう。長期的に考えるのであれば、部分的にでも優先順位をつけて随時行っていくべきである。


 これまで何度も書いているように、私も自転車に乗るのであまり書きたくないのであるが、自転車に乗る人のマナーも考えていくべき問題であろう。先日も埼玉県狭山市で道路の右側を自転車で走っていた女性がトラックに衝突して死亡している。基本的なルールを守らなかったため事故に至ったと考えられる。まずは交通ルールを守ることから各自がしっかりと取り組んでもらいたいところだ(自動車側も含めて)。


今日の動画
  Hammertime MTB
   https://www.youtube.com/watch?v=n6at7cSDXZY&t=350s

 私が今乗っているMTB(マウンテンバイク)は7月でとうとう20年目を迎える。パーツはすべて都度交換しており、購入当初のものはフレームとフロントフォークのみ。まさかここまで長持ちするとは思わなかった。さすがトライアル用のフレームは頑丈である。