滋賀県日野町 綿向山で救助事案発生か
ガンになるまでは積雪期を中心に頻繁に登っていた綿向山であるが、手術後は1回も登れていない。今の体調ではとても山頂までたどりつけないし、なによりそのような状態で登山をすること自体が人様に迷惑をかける可能性が高いのであるから登らないのは当然のことである。
綿向山の日は11月10日(綿向山の標高が1110メートルであることに由来)だが、日曜日である今日も人出は多かったと思われる。私は家でおとなしく療養していたのであるが、14時51分に地域の消防情報メールが1通飛んできた。内容を以下に引用する。
救助事案連絡
東近江消防災害情報
11月13日 14時44分覚知日野町北畑の救助事案
(山岳)に消防車が出動しました。配信元 東近江消防本部
住所が日野町北畑ということと、事案内容が「山岳」となっていることから綿向山かその周辺の山(水無山・竜王山)での事故であろうと容易に推測できた。どのような事故だったかは不明であるが、時刻が15時前であることから状況によっては救助活動が終わるまでに日没になる可能性もある。以前冬期に発生した遭難事故では、夕方に救助要請があってから救出されるまでに24時間かかった事例もあるため心配なところである。
今の季節、天候によっては山頂付近の気温が氷点下近くになる場合もあるため、雨具や防寒具はもちろんのこと、ツエルトも必ず装備に入れておくべきであろう。現在のところ事故の詳細は分からないが、大事に至らなければと思う。
追記:2016/11/17
綿向山を愛する会の掲示板に情報があった。
http://www2.ezbbs.net/22/wak-sf/
7合目から8合目にかけての危険箇所での滑落遭難だった模様。大事には至らず救助されたようで一安心といったところだが、今の季節はアルミ蒸着の保温シートとツエルトは必ず携行すべきだろう。救助を待つあいだにも体温維持に努めなければならないからである。
●参照日記
http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20150222
この3ヶ月後にガンが見つかるとは思わなかった。
■今日の動画
Ghost in the Shell (Kokaku kidotai) - (1995) - (Mamoru Oshii) / Kenji Kawai
https://www.youtube.com/watch?v=BsiepGvjjTM