電子書籍の余計な機能


 Kindle版の電子書籍を買うようになってから7か月ほど経ちました。まだ40冊ほどしか読んでいないのですが、一部の書籍に見られる問題点を取り上げたいと思います。


 大抵の電子書籍には冒頭あたりに目次があり、その各項目はクリッカブルになっています。タップすると 該当するページへジャンプしてくれます。これはとても便利で必要な機能です。しかし、最近目につくようになっているのが、本文中にある見出しと目次が双方向にジャンプできるようになっているもの。一見すると便利に思えますが、本文をタップしながら読んでいるところへ不意にクリッカブルな見出しが現れると目次ページへいきなり飛ばされることになります。調子よく読み進んでいるところでいきなりどこかに飛ばされるのはとても困ります。防止策としてはページめくり操作をタップではなくフリックで行うことですが、本来ならば不意な動作をしないように作り手側が対策しておくべきところでしょう。
 電子書籍は日本でもようやくキャズム超えしたと言えますが、ユーザーにとってより使いやすい統一された標準仕様を早急に整えて欲しいものです。


今日の動画
  A little piece - THE JEZABELS
   http://www.youtube.com/watch?v=e4seYhgaETQ