マクロ機能付きリモコン


 全話録画をしている海外ドラマ「LAW & ORDER」は1時間番組なのですが、CMをカットすると45分くらいになります。PanasonicのDIGAは録画段階でCMカットができませんので、録画後に手動でCMを消去することになります。これがかなり煩雑な作業で、もともと操作性の悪いメニュー画面とリモコンであることもあいまって心底いやになります。そこで4月からのシーズン1放送に備えて、この煩雑なCM消去操作を自動で行うようにしました。


■マクロによる自動化
 まず利用を考えたのがHP200LX用のソフト「REMCOM」。このソフトと200LXの「システムマクロ」「アポイントメント」とを組み合わせることで、特定の操作を特定の時間に実行させることも可能になります。しかし200LXの赤外線ポートは出力が少し弱いため、確実に操作するためには200LXと操作対象の赤外線受信部を2m以内にしておく必要があります。
 機能に問題はないのですが、普段は生DOSで使用している200LXでこのソフトを使う場合は再起動しなくてはいけないのが難点。そこで今回はiOS用のアプリを使うことにしました。


●L5 Universal Remote Control for iPhone, iPad & iPod Touch
   http://goo.gl/5SVtM

 日本での販売価格は4千円台後半くらい。送料を考えると他の商品と同時に購入しないかぎり米国アマゾンから買うメリットはないでしょう。
アプリはApp Storeからダウンロードしますが、ヘルプなどは日本語になっています(少し日本語がおかしい部分もありますが・・)。


 ボタンの配置などは比較的やりやすく、キーアサインも簡単です。一通り必要なボタンを登録したら今度はマクロの設定になります。キーを順番に押していき、その後各キーが動作してからの空き時間を設定するだけ。0.0秒から10秒まで、0.1秒刻みで設定できます。キーの操作間隔を短くしすぎると操作される側が追いつかずに誤動作してしまうため、少し余裕をもって設定するのがコツです。


 ボタン配置は元のリモコンとなるべく同じようにします。


 これはマクロのアサイン画面。


今日の動画
  Aretha Franklin - Think
   http://goo.gl/D7n6K
 映画のブルース・ブラザースでは「フリーダム」と歌うところが、「かーちゃん」になってます。