なにはなくとも明かりを確保


 今日で阪神淡路大震災から17年。あのときから地震の活動期に入ったと言えるくらい、日本列島では大規模な地震が断続的に続いています。東海・東南海・南海地震への対策も、範囲を日向灘まで広げ、さらに連動発生というよりシビアなものにされました。実際にその規模で発生した場合、被害の規模は途方もなく大きなものになります。目を背けることなく十分な備えをすることが必要でしょう。


 地震の発生が暗い時間帯だった場合、すぐさま明かりが必要になります。阪神淡路大震災当時は大阪府吹田市に在住していたのですが、住んでいたマンションを含めて周辺はすべて停電しました。揺れが治まってから机の一番上の引き出しに入れているミニマグライトを取り出したところ、電池が入っていませんでした。数日前にテレビのリモコンが電池切れになり、ミニマグライトの電池をリモコンへと移し替えていたからです。


■照明は複数用意

 現在住んでいる家の廊下には、センサー式のLEDライトが天井に2つと床に1つあります。日中の明るいあいだはセンサーが反応しないようになっており、暗くなれば人が近づけば点灯します。電池は3つのライトで単三が10本。これ以外にも私の部屋のスチール製本棚に単三電池4本を使うLEDライトが背面のマグネットで取り付けてあります。その横に普段から常用している小型のL型LEDライトが一つ。
重要なのはすべて単三電池で統一していること。ライトに入れている電池だけで19本あるわけですが、予備も同じくらいの本数あります。ライトは絶対に複数が必要。大きな揺れにより部屋の中がひっくり返ったり、建物そのものが大きな被害を受けた場合、一つしかないライトが見つからなかったりするとお手上げになるからです。
電池式のライトの代わりに、化学反応で発光するスティックライトを用意するのもいいでしょう。私も自室の照明スイッチの下に1本吊してあります。ただしあくまで一時的に短期間使用するためのものと考えるべきです。


 なぜ私がこれほど明かりにこだわるかと言いますと、夜間登山をよく行うからであります。月が出ていないときに山に入れば、そこは完全な暗闇。鼻をつままれても分からないわけです。普段電気のある生活をしていると認識しづらいですが、災害で停電になった場合も完全な暗闇となります。暗闇で明かりも無い場合、的確な行動を取ることは困難になります。なにはともあれ明かりを最優先で準備するようにしましょう。


ELPA LEDセンサー付ライト PM-L255
ELPA LEDセンサー付ライト PM-L255
ELPA
売り上げランキング : 294


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 このライトを自宅廊下の天井に2つ取り付けています。


●Energizer Hard Case Tactical ROMEO 1AA Compact Vest Light
    http://www.amazon.com/dp/B004IF5ZDA/ref=pe_153240_21652910_pe_vfe_dt1

 これは以前も紹介したL型ライト。とにかく使い勝手がいいです。


今日の動画
  Djogani-200 sa 150
   http://www.youtube.com/watch?v=mzdPLWNSFJQ