「The Runaways」のサントラ

　インターネットの普及で、それまで入手が難しかったものが手に入れやすくなった反面、入手が難しくなっていくものもあります。古本などは特にその傾向が強く見られると思います。
ネット上での評価が低いものは値段のつかないゴミ扱いをされて捨てられます。古い海外作家の作品を中心に、どんどん古本市場から姿を消す書籍が後を絶ちません。ネット上の評価が低い作家の本がそのように古本市場から消えていったのち、にわかに脚光を浴びたりすることがあります（本人の死去や、作品の映画化などによるリバイバルブームなど）。そうなると物理的に捨てられたことによりタマ数が減ったところへ、思わぬ大きな需要が生まれることになります。そして、「せどりカルテル」によるとんでもない高値という結果に相成るわけです。

　映画化といえば、もうじき日本で公開予定の「ランナウェイズ」がリバイバルのきっかけになりそうです。
映画のサントラを聴いてみたのですが、オリジナルバンドの演奏よりも映画に出演している女優による演奏の方がよかったりします。昨日書いた「アイアムサム」に出演していた子役の女の子が、ランナウェイズのリードボーカル役です。

　このバンドは若干パンク色がありますが、演奏はかなりしっかりしたハードロックです。その系統の音楽が好きな方はもちろん、そうでない方も一度聴いてみて下さい。

ランナウェイズ　オリジナル・サウンドトラック
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■参照動画
　　●Dakota Fanning & Kristen Stewart - Cherry Bomb (Video)　　http://www.youtube.com/watch?v=aNNp5GyzlKc