室内での防寒装備

 自宅では真冬でも暖房器具を使わないため、室内であるにもかかわらず外出するかのような格好をしていることが普通になっています。体の周り数センチ分だけを体温と同じレベルに保てば十分暖かいわけですから、わざわざ部屋の中全体を暖める必要はないと考えているのがその理由。


 防寒には重ね着が必須ですが、登山におけるレイヤリングを基本としています。詳細は以下のリンクを参照ください。

  ●モンベル レイヤリングシステム http://webshop.montbell.jp/material/aboutclothing/


 上記のリンクのようなレイヤリングを適切に行っても、手足の末端部分に関してはアウトドアと同じようにはできません。室内で登山靴を履くわけにはいきませんし、分厚い防寒グローブをはめたままでは本読みもろくにできません。よって、室内ですごすための特別な装備が必要となります。


■手先
 薄手の手袋であっても、指先まで完全に覆ってしまうようなタイプは使えません。そこで使っているのがこれ。
  ●シャミース パームウォーマー http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1108366

 フリース素材で肌触りがとてもいいです。指先は完全に出ますが、何もはめていない場合と比べると格段に暖かく感じます。


■足先
 厚手の靴下をはいていても、足先はどうしても冷えてきます。以前はちっちゃいサイズのホットカーペットを使ったり、毛布を巻いたりしてしのいでいましたが、現在は以下の製品を使っています。
  ●エクセロフト フットウォーマー http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1108235

 もともとはテント内ですごすときに使うものですが、歩き回ることがなければ室内でも十分使えます。


■頭
 外出するときも使いますが、頭にはニット帽が一番です。体から放出される熱は、その3分の1が頭から逃げていると言われます。気温が低い中で頭になにもかぶらないのは、半裸の状態でいることに近いと言えます。ホームセンターなどで売られているもので十分でしょう。


 外気温が0度近くまで下がる場合でも、狭い室内ではせいぜい10度程度までしか下がることはありません。服装のみで対処できないような冷え込みでは体温低下による免疫力低下や、ひどい場合には低体温症(特にお年寄りの場合)になることさえあります。そのような場合は暖房も併用するようにしましょう。


今日の動画
  ●Pet Shop Boys - 01.- A man could get arrested (12'' B-Side) http://www.youtube.com/watch?v=BghDDM9A9YU